自然現象の不思議を発見、筑波大「科学の芽」賞…8/20作品募集開始

 筑波大学は、小学3年生から中学生、高等専門学校3年次までを含む高校生を対象にした「科学の芽」賞の応募を8月20日から開始する。自然現象の不思議を、実験や観察を通して「科学の芽」を育ててまとめるもので、科学の思いが伝わる作品を募集する。締切りは9月30日。

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「科学の芽」賞
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 筑波大学は、小学3年生から中学生、高等専門学校3年次までを含む高校生などを対象にした「科学の芽」賞の応募を8月20日から開始する。自然現象の不思議を、実験や観察を通して「科学の芽」を育ててまとめるもので、科学の思いが伝わる作品を募集する。締切りは9月30日。

 「科学の芽」賞は、筑波大学前身の東京教育大学の学長を務めたノーベル物理学賞受賞の朝永振一郎氏の功績を称え、若い世代に自然科学への関心と芽を育てることを目的としたコンクール。今回で11回目となる。

 応募資格は、小学3年生から中学生、高等専門学校3年次までを含む高校生、中等教育学校、特別支援学校の個人または団体で、「小学生部門」「中学生部門」「高校生部門」に分けて公募する。募集作品は、自然現象の不思議を発見し、観察・実験して考えたことをレポート用紙A4判で10枚以内にまとめる。

 2015年度の「小学生部門」受賞作品は、「甘藷珍学」「最後までおいしいふりかけのひみつ」など9作品。「中学生部門」は、「ダンゴムシとワラジムシに『防カビカ』を発見!」「人とすれ違った際に起きる風について」など8作品、「高校生部門」は「後頭骨化石からイルカの首の動きを復元できるのか」など2作品が受賞した。

 第11回の応募は8月20日から9月30日まで。応募用紙をWebサイトからダウンロードし、必要事項を記入して応募作品と一緒に提出する。審査結果は11月下旬に筑波大学のWebサイトに掲載し、12月17日に筑波大学大学会館で表彰式と発表会を行なう。

◆「科学の芽」賞
応募資格:小学3年生~中学生、高校生(高等専門学校3年次まで)、中等教育学校、特別支援学校の個人または団体
応募方法:レポート用紙(A4判)10枚以内
応募期間:8月20日(土)~9月30日(金)
提出先:筑波大学「科学の芽」賞実行委員会(文京区大塚3-29-1)
《田中志実》

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