まるで人間? スニーカーで歩くロボット「DURUS」米ジョージア工科大

 米ジョージア工科大学の研究チームAMBER LABが、まるで人間のように歩行可能なヒューマノイドロボット「DURUS」を開発した。今後、体の不自由な者に向けた新たな人工装具/骨格の創出につながっていく可能性を秘めている。

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スニーカーで歩く二足歩行ロボット「DURUS」登場! 米ジョージア工科大学が開発
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 米ジョージア工科大学の研究チームAMBER LABが、まるで人間のように歩行可能なヒューマノイドロボット「DURUS」を開発した。

 同研究チームは、これまでも二足歩行ロボットに関する研究開発を進めてきたが、「DURUS」はそうした成果に磨きがかかった印象。つま先で地面を押して進み、かかとで着地する。その様子は人間の歩行そのものだ。

 実はロボット開発において、二足歩行の技術はとても難しい。時に1本の足でバランスを保ちながら、さらにもう一方の足は前に進むのだから、当然バランスは取りにくいわけだ。よく見かける二足歩行ロボットは、バランスを取ろうとするあまり、カクカクとした動きになっているが、「DURUS」は実に滑らかな動作を見せる。最近では、ロボット研究開発で著名なGoogle傘下のボストン・ダイナミクスも、滑らかな動作の二足歩行ロボットを開発していたが、「DURUS」はより人間に近い印象。

 そして、驚いたことに、足元はスニーカー。表面積が小さくなり、安定感がなくなってしまいそうだが、直進に関してはすでに問題がない様子である。

 AMBER LABの「DURUS」に関する取り組みは、今後、体の不自由な方向けの新たな人工装具/骨格の創出につながっていく可能性を秘めている。

スニーカーで歩く二足歩行ロボット「DURUS」登場! 米ジョージア工科大学が開発

《Tsujimura@RBB TODAY》

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