2012年にニューヨークで生まれた米国の非営利団体「Girls Who Code」は現在、女性がプログラミング技術を身に付け、21世紀型のチャンスに挑戦してもらうことを目指し活動を続けている。ミッションは、テクノロジー業界における男女差をなくすこと。
教育ICT高校生
2012年にニューヨークで生まれた米国の非営利団体「Girls Who Code」は現在、女性がプログラミング技術を身に付け、21世紀型のチャンスに挑戦してもらうことを目指し活動を続けている。ミッションは、テクノロジー業界における男女差をなくすこと。
Girls Who Codeによると、1984年にコンピューターサイエンスを専攻した卒業生の37%は女性だったが、現在では18%に留まっており、テクノロジー業界への女性進出の少なさが問題視されている。2020年にはコンピューター関連の仕事は140万件ほどになると見込まれ、米国内の学生はその内29%の仕事に就くと予想されるが、女性に限定するとその数はわずか3%。オバマ政権が掲げている「Computer Science for All」の政策も手伝って、全米では現在、コンピューターサイエンスの教育が普及し始めているが、Girls Who Codeはコンピューターサイエンス業界における男女格差をなくすことを目的に活動している。