ミナミアメリカオットセイの赤ちゃんを一般公開、名前を募集

 京都水族館は、2016年6月26日と7月7日に誕生した「ミナミアメリカオットセイ」の2頭の赤ちゃんを、新展示エリア「オットセイのゆりかご」で一般公開している。公開期間は10月31日までの予定。同時に赤ちゃんの名前を9月30日まで館内で募集している。
 

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 京都水族館は、6月26日と7月7日に誕生した「ミナミアメリカオットセイ」の2頭の赤ちゃんを、新展示エリア「オットセイのゆりかご」で一般公開している。公開期間は10月31日までの予定。同時に赤ちゃんの名前を9月30日まで館内で募集している。

 「オットセイのゆりかご」では、産まれたばかりの赤ちゃんならではの、あどけない表情やしぐさ、母親の子育てのようす、飼育スタッフによる親子の世話や触れ合いのようすなどを間近で観察できる。展示プールデビュー前に赤ちゃんの一般公開を行うのは、京都水族館では初の取組み。秋に予定しているプールデビューに向けて、赤ちゃんの成長を感じることのできる企画となっている。

 京都水族館では、「ミナミアメリカオットセイ」の繁殖に4年連続で成功。今年は、6月26日に体重5.36kg・体長約40cmのオス、7月7日に体重約4.50kg・体長、約40cmのメスの赤ちゃんが誕生した。一般公開と同時に、赤ちゃんの名前も館内で9月30日まで募集。京都水族館で誕生したオットセイは、人懐っこくアクティブに動きまわる姿にちなみ「京都の遊び・祭り」を連想するキーワードから、これまでに誕生したオットセイは、「てまり」「みこし」などの名前がついている。「てまり」は、スタッフの手元によく来る甘えん坊な性格から、昔ながらの遊びである手鞠(てまり)遊びが連想された。「みこし」は、京都の祭りにも欠かせない「神輿(みこし)」の活発なイメージから元気に育つようにとの願い、など、応募の中から京都らしい名前を命名している。

 「ミナミアメリカオットセイ」は、アメリカ大陸の太平洋沿岸ペルー中部から、ブラジル南部に生息している。水上で肢を使い全身の毛を手入れしたり、前肢で舵をとりながら水面で眠るなどの行動が特徴。成長するとオスは、体長約1.5~2m・体重約120~200kg、メスは、体長約1.2~1.4m・体重約30~40kgになる。オスは5~7年、メスは3年で性成熟する。

 また、「ミナミアメリカオットセイ」の赤ちゃん誕生と一般公開を記念して、体験プログラム「ぶらりオットセイ」も開催中。ミナミアメリカオットセイが展示エリアを飛び出し、飼育スタッフと一緒のお散歩タイムを行っている。そのほか、館内のカフェでは、期間限定オリジナルメニューの販売もしている。

◆産まれたばかりの「ミナミアメリカオットセイ」の赤ちゃんを一般公開!名前も同時募集
【オットセイのゆりかご】
展示期間:8月19日(金)~10月31日(月)までを予定
展示場所:「オットセイ」「アザラシ」エリア内特設エリア(2組の親子のどちらを展示するかはいきものの状態により変更。また、いきものの体調により中止の場合もある)
料金:無料(別途水族館への入場料が必要)、入館料は(一般料金)大人2,050円、大学・高校生1,550円、中・小学生1,000円、3歳以上幼児600円

【「ミナミアメリカオットセイ」赤ちゃんの名前募集】
募集期間:8月19日(金)~9月30日(金)まで
募集内容:6月26日と7月7日に誕生した、オス1頭、メス1頭の赤ちゃんの名前
応募方法:館内で配布する専用の応募用紙に名前を記入のうえ、応募箱に投函する
決定方法:応募の中からスタッフが協議して、赤ちゃんの名前を決定
《神山千寿子》

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