通信社のロイターは9月28日、世界の革新的な大学ランキング2016(The World's Most Innovative Universities 2016)を発表した。発表された100大学のうち、日本は9大学がランクインし、東京大学が16位となった。 世界の革新的な大学ランキングは、特許の出願件数や、論文での被引用回数などの項目を調査し、ランク付けしたもの。今回で2年目となる。 総合ランキングは、1位「スタンフォード大学」、2位「マサチューセッツ工科大学」(MIT)、3位「ハーバード大学」。トップ3は前年と同じだった。トップ10は米国が8大学を占めた。 アジアでもっともランキングが高かったのは、6位「韓国科学技術院」(KAIST)。日本の大学は、16位「東京大学」、21位「大阪大学」、29位「京都大学」、31位「東北大学」、43位「東京工業大学」、48位「慶應義塾大学」となった。 今回発表された100大学のうち、米国が46大学ともっとも多く、ついで日本が9大学、フランスと韓国がそれぞれ8大学、ドイツが7大学、英国が5大学ランクインした。 なお、8月31日に発表された「アジアの革新的な大学ランキング」(Asia’s Most Innovative Universities)では、トップ20のうち、日本が9大学、韓国が8大学を占めた。1位は韓国科学技術院(KAIST)、2位は東京大学だった。◆世界の革新的な大学ランキング2016【総合ランキングトップ10】1位「スタンフォード大学」2位「マサチューセッツ工科大学」(MIT)3位「ハーバード大学」4位「テキサス大学」5位「ワシントン大学」6位「韓国科学技術院」(KAIST)7位「ミシガン大学」8位「ペンシルバニア大学」9位「ルーヴェン・カトリック大学」10位「ノースウェスタン大学」【国内大学ランキングトップ9】16位「東京大学」21位「大阪大学」29位「京都大学」31位「東北大学」43位「東京工業大学」48位「慶應義塾大学」79位「九州大学」90位「名古屋大学」95位「北海道大学」