マンション部長・一戸建て部長、子ども部屋所有率が高いのは?

 マンションリサーチが運営するブチョモーラは、「部長」職にある者が他人に聞きたくても聞けない、不動産と子育てにまつわるアンケート調査を実施した。子ども部屋の所有率は、マンションよりも一戸建てに住んでいる部長のほうが10%以上高い。

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  • 子ども部屋はありますか
  • 家を選ぶときに、子どものために一番重要視したことは何ですか
  • 子どもが家を出たら、今の家はどうしますか(すでに子どもが家を出ている場合はどうされましたか)
 マンションリサーチが運営するブチョモーラは、「部長」職にある者が他人に聞きたくても聞けない、不動産と子育てにまつわるアンケート調査を実施した。子ども部屋の所有率は、マンションに住んでいる部長よりも一戸建てに住んでいる部長のほうが10%以上高い結果となった。

 ブチョモーラは、2016年1月にスタートした「部長×不動産」をテーマとするWebサイト。9月16日~22日まで、子どもを持つ40歳以上の部長職に就いている男性を対象に、インターネット調査を行った。有効回答数は、一戸建て所有279人、マンション所有126人。

 子ども部屋はあるか聞くと、一戸建てに住んでいる部長は「ある」が96.4%、「ない」が3.6%。「ある」の内訳は「一人っ子」26.2%、「兄弟・姉妹が一緒の部屋」17%、「兄弟・姉妹別々に部屋がある」44%だった。

 家を選ぶ際に子どものためにもっとも重要視したことを聞くと、一戸建てを選んだ部長は「部屋の広さ・間取り・子ども部屋の有無」が30.3%で最多だったのに対し、マンションを選んだ部長の選んだ理由は「学区・通学または通園時間」が30.5%で最多だった。

 なお、子どもが家を出たら今の家をどうするか聞くと、物件種別に関わらず「そのまま住み続ける」が1位、「売却して新しい家を買う」が2位。回答には、すでに子どもが出ている者も含む。

 ブチョモーラは、調査結果から「広さや間取りにこだわる部長は一戸建て、学区や通園・通学時間などエリアにこだわる部長はマンションを選ぶ」と分析し、「一戸建てを建てるには必ず土地が必要」になるため、土地を確保することを考えると希望の学区や通園・通学時間を諦めざるをえないのでは、とコメントしている。
《加藤ゆい》

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