科博「世界遺産ラスコー展」教員対象のミニ講演会と見学会11/25

 国立科学博物館は11月25日、幼稚園、小・中学校、高校などの先生や教育委員会を対象とした特別見学会を行う。11月1日より開催されている特別展「世界遺産ラスコー展」を見学できるほか、監修者によるミニ講演会も実施。11月22日午後5時まで、参加申込みを受け付けている。

教育イベント 先生
国立科学博物館
  • 国立科学博物館
  • 特別展「世界遺産ラスコー展」の特別見学会
 国立科学博物館は11月25日、幼稚園、小・中学校、高校などの先生や教育委員会を対象とした特別見学会を行う。11月1日より開催されている特別展「世界遺産ラスコー展」を見学できるほか、監修者によるミニ講演会に参加できる。参加申込みは11月22日午後5時まで受け付けている。

 「教員特別見学会」は学校の先生に特別展を見学してもらい、その学習資源を日々の教育活動に生かしてもらうとともに、国立科学博物館に対する理解と興味・関心を高め、児童生徒の学びの場としての利用拡大を図ることを目的としている。

 11月25日実施の特別見学会は、幼稚園、保育所、認定こども園、小学校、中学校、義務教育学校または小中一貫校、高等学校、中等教育学校または中高一貫校、特別支援学校、高等専門学校学校などの先生や教育委員会の者が対象。当日は、国立科学博物館人類研究部の人類史研究グループ長であり「世界遺産ラスコー展」の監修を行った海部陽介氏を講師に迎え、30分程度のミニ講演会を実施。より理解を深めたうえで特別展を見学する。

 入館料は無料だが、参加には事前申込みが必要。定員は立ち見を含み各回100名。先着順に申込みを受け付ける。当日は、申込み時に返信されるメール内容を印刷した「受講券」と身分が証明できるものを持参し、「受講券」と引き換えに入場する。

 特別展「世界遺産ラスコー展」は、2016年11月1日から2017年2月19日まで開催。1979年に世界遺産に登録されたラスコー洞窟の壁画は、2万年ほど前にクロマニョン人が残したもの。彼らが描いた数ある壁画の中でも色彩の豊かさや技法、600頭ともいわれる動物の数と大きさなどが素晴らしいという。特別展では謎に包まれたラスコー洞窟の全貌を紹介するとともに、1ミリ以下の精度で再現した実物大の洞窟壁画を展示しており、研究者ですら入ることができない洞窟内部の世界を体験できる。

◆特別展「世界遺産ラスコー展」教員対象「監修者によるミニ講演会・教員特別見学会」
実施日:2016年11月25日(金)
第1回/ミニ講演会16:00~16:30(受付15:30~16:00)、特別展見学16:30~20:00
第2回/ミニ講演会18:00~18:30(受付17:30~18:00)、特別展見学18:30~20:00
※第1回と第2回は同一の内容のため、申込みはどちらか一方のみ
対象:幼稚園、保育所、認定こども園、小学校、中学校、義務教育学校または小中一貫校、高等学校、中等教育学校または中高一貫校、特別支援学校、高等専門学校学校などの先生(教育委員会も可)
入館料:無料
定員:各回先着順で100名(立ち見を含む)
申込期間:2016年11月22日(火)17:00まで、もしくは定員に達し次第締め切る
申込方法:国立科学博物館Webサイトの申込みフォームから申し込む
《黄金崎綾乃》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top