大卒の初任給、過去最高の20万3,400円

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性、学歴別初任給の推移(図)
  • 性、学歴別初任給の推移(図)
  • 都道府県、性、学歴別初任給および都道府県間格差
  • 性、学歴別初任給の推移(表)
  • 性、主な産業、学歴別初任給および対前年増減率
 新規学卒者の平成28年初任給は、すべての学歴で3年連続して増加し、大学卒、高専・短大卒、高校卒においては過去最高となったことが、厚生労働省が11月17日に発表した「賃金構造基本統計調査(初任給)」の結果より明らかになった。

 学歴別にみた初任給は、大学院修士課程修了が23万1,400円(前年比1.3%増)、大学卒が20万3,400円(前年比0.7%増)、高専・短大卒17万6,900円(前年比0.7%増)、高校卒が16万1,300円(0.2%増)とすべての学歴で前年を上回った。また、大学卒、高専・短大卒、高校卒においては過去最高となった。

 産業別にみると、大学卒では、男性は「建設業」(21万3,200円)、女性は「情報通信業」(21万900円)がもっとも高かった。一方、もっとも低い産業は、男性は「宿泊業、飲食サービス業」(19万4,100円)、女性は「運輸業、郵便業」(18万5,200円)であった。

 都道府県間格差をみると、大学卒では、東京が21万1,300円でもっとも高く、栃木や埼玉、千葉、神奈川、静岡、愛知、滋賀、京都、大阪で20万円を超えた。一方、沖縄が16万5,900円でもっとも低かった。

 賃金構造基本統計調査は、賃金の実態を労働者の雇用形態、就業形態、職種、性、年齢、学歴、勤続年数、経験年数別に明らかにするもの。今回は、大学院修士課程修了、大学卒、高専・短大卒、高校卒の初任給について、平成28年6月分(6月1日~6月30日)所定内給与額を取りまとめた。調査客体として抽出された10人以上の常用労働者を雇用する民間の事業所のうち、有効回答を得た事業所の中で新規学卒者を採用した1万5,765事業所を対象に、初任給が確定している1万5,308事業所について集計した。
《工藤めぐみ》

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