教育費の積立額は? 意外な出費も…明光義塾調べ

教育・受験 小学生

子どもの大学までの総教育費はいくら必要だと考えているか(明光義塾調べ)
  • 子どもの大学までの総教育費はいくら必要だと考えているか(明光義塾調べ)
  • 勉強以外の習い事の1か月あたりの費用(明光義塾調べ)
  • 子ども1人あたりの教育費を1か月にどのくらい積み立てているか(明光義塾調べ)
  • 教育費の準備方法(明光義塾調べ)
 個別指導の学習塾「明光義塾」は、全国の小学4年生~高校3年生の子どもを持つ保護者を対象に「子どもの教育費に関する実態調査」を実施。教育費の準備方法は「貯金」がもっとも多く、1か月の積立額は1万円~3万円がボリュームゾーンであることが明らかになった。

 子どもの教育費に関する実態調査は、明光義塾が運営する保護者のためのコミュニティサイト「メイコミュ」およびネットリサーチ「Fastask」を通じて、2016年10月~11月に実施したもの。対象は小学4年生~高校3年生の子どもを持つ保護者で計702名の有効回答を得た。

 子どもの大学までの総教育費はいくら必要だと思うか聞いたところ、「1千万円以上かかる」と答えた保護者は全体の約20%を占めた。高校生ではすでに進路が決まっているためか「大学にいかない」と回答した保護者も10%ほど見られた。私立小学校の子どもを持つ保護者の40%は「考えたことがない」と回答したが、年齢が上がるにつれその割合は低くなり、教育費については頭を悩ませているようすがうかがえた。

 1か月あたりの勉強以外の習い事の費用については、各年齢で「5千円~1万円未満」との回答が多い傾向にあり、小学生の場合は国公立の方が私立より習い事にかける金額が高い傾向にあった。年齢が上がるにつれ「習い事はしていない」との回答も増え、高校生では習い事から塾や学校の部活動にシフトしているためか、習い事をしていない割合が過半数を超えた。

 子ども1人あたりの教育費を1か月にいくら積み立てているかとの問いには、年齢や学校種別を問わず「月額1万円~3万円」がボリュームゾーンとなった。小学生の場合、国公立の方が私立よりも積立金額が高くなる傾向があるが、中学生以降は逆転。私立の中学生では「月額10万円以上」という回答が11.5%あった。

 教育費の準備方法については、1位「貯金」78.1%、2位「学資保険」56.8%、3位「祖父母などからの援助」11.2%という結果に。祖父母からの援助に関しては、近年話題となった「祖父母から教育資金の一括贈与制度」との関連も考えられる。

 学費や学習塾以外で「こんなところにもお金がかかるんだ!」と思ったことについては、「部活動の部費」「遠征代や用具代」など、やはり部活動に関する回答が多く見られた。そのほか、「私服の学校なので洋服代」「男の子で体がすぐ大きくなるのでサイズアップする靴の買い替え代」「食費」など成長期ならではの費用がかかっていることもわかった。

 子どもの進学や学習塾など勉学にかかる教育費の悩みについては、「3年間部活で過ごしてしまい大学は私立の可能性が高くなったこと(高校3年生の保護者)」「上の子にお金がかかりすぎて、下の子まで回らない(中学2年生の保護者)」「小学生のうちにいろいろな習い事をさせているが、将来のことを考えると貯蓄していた方が将来のためになるのではと思うことがある(小学5年生の保護者)」「我が子が大学生になる頃に奨学金を簡単に借りられるか不安(小学5年生の保護者)」など、教育費に関する切実な悩みが寄せられた。
《畑山望》

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