いじめについての相談、気軽に…東京都がアプリとWebサイトを開発

 東京都教育委員会は、児童・生徒がいじめについて相談機関へ気軽に相談できるようにするとともに、SNSによるトラブルなどに対して適切な対応ができるよう、スマートフォン用アプリおよび情報サイトを開発した。アプリ、情報サイトは平成29年3月末までに公開される予定。

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  • 東京都が開発したアプリとWebサイトの概要(平成29年3月末公開予定)
 東京都教育委員会は、児童・生徒がいじめについて相談機関へ気軽に相談できるようにするとともに、SNSによるトラブルなどに対して適切な対応ができるよう、スマートフォン用アプリおよび情報サイトを開発した。アプリ、情報サイトは平成29年3月末までに公開される予定。

 スマートフォン用アプリは、相談先案内アプリ「こころ空模様」、相談支援アプリ「こころストーリー(いじめ相談・SNS)」、ルールポップアップアプリ「SNSルールリマインダー」の3つ。いずれもGoogle PlayやApp Storeからダウンロードできる。

 「こころ空模様」では、簡易的に心の状態をチェックする機能と、東京都教育相談センターに電話できる機能を搭載。相談の流れを案内し、不安を軽減するといった工夫も施されている。「こころストーリー(いじめ相談・SNS)」は、困った時の対処法を提示。いじめ相談やSNSについて考える8本のストーリーを見ることができるほか、大人がいじめから守る旨のメッセージを発信し、大人に相談することの心理的な障害の軽減などを図る。

 「SNSルールリマインダー」では、いじめの防止など目的とした継続的な意識付けを行う。家庭や学校で定めたSNSルールを登録することができ、定期的にポップアップ通知がされる。

 また、アプリを常時できない環境への対応として、情報Webサイト「考えよう!いじめ・SNS@Tokyo」がある。スマートフォン用アプリ「こころストーリー」と同じ8本のストーリーを掲載している。

 アプリと情報サイトの公開は、平成29年3月末を予定。啓発用リーフレットとともに配信される。
《黄金崎綾乃》

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