Google、子どものAndroid端末見守りアプリ「Family Link」公開

 米Googleは3月16日(現地時間)、アメリカ国内において、13歳以下の子どものAndroid端末利用を見守るアプリ「Family Link(ファミリーリンク)」の提供を開始した。アカウントの管理やアプリの利用時間を確認できるほか、端末利用時間を制限できる。

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Google Family Link
  • Google Family Link
  • 子どもがアプリをダウンロードしようとすると、保護者に連絡が届く 画像:Google Family Link
  • 子どもがどのアプリをどのくらいの時間利用しているのか、保護者にレポートが届く 画像:Google Family Link
  • 睡眠時間を確保できるよう、デバイス自体の利用時間を制限できる。食事時の時間確保にも利用できそうだ 画像:Google Family Link
 米Googleは3月16日(現地時間)、アメリカ国内において、13歳以下の子どものAndroid端末利用を見守るアプリ「Family Link(ファミリーリンク)」の提供を開始した。アカウントの管理やアプリの利用時間を確認できるほか、端末利用時間を制限できる。

 「Family Link」は、保護者のAndroid端末にインストールし、子どものGoogleアカウントを作成したうえで利用するアプリ。子どもがGoogleアカウントでAndroid搭載デバイスにログインした場合、保護者は子どものデバイスとアプリの利用時間・状況を管理し、確認できる。

 おもな機能は、アプリのダウンロードや利用の確認・許可、アプリの利用時間確認、デバイスを利用できない時間の設定の3つ。子どもがアプリをダウンロードしようとすると、保護者の端末に連絡が届き、ダウンロードを許可するか否かを判断できる。また、「Family Link」で管理している子どものGoogleアカウントを通じたアプリ利用は、すべて利用時間が記録され、週ごと、あるいは月ごとにレポートとして集計される。さらに、子どもがデバイスを利用できない時間をリモート制限でき、睡眠や食事の時間の確保に役立てることができる。

 利用は現在、アメリカ国内のみに限定されており、利用を希望する場合はWebサイトの利用リクエストフォームから情報を送信する必要がある。利用はすべて無料。日本国内での展開予定は明かされていない。
《佐藤亜希》

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