ワコールは、子育てを行いながら仕事を持つ「ワーキングマザー」を対象に、「時間に関する意識調査」を実施。もっと長くしたい時間は「家族や子どもと過ごす時間」である一方、短くしたい時間は「家事に関する時間」であることが明らかになった。 ワーキングマザーの時間に関する意識調査は、ワーキングマザーの1日の時間の使い方に対する意識や満足度の実態を探ることを目的に、未就学児~小学生の子どもを育てながら働く女性を対象にインターネットにて調査を行ったもの。調査時期は2月で、502名の有効回答を得た。 今の生活で「大切にしている時間」は、「家族と一緒に過ごす時間」71.5%、「子どもと接する時間」62.4%との回答が多く、ほかに大きく差をつけた。「もっと長くしたい時間」についても「大切にしている時間」とほぼ同じく、「家族と一緒に過ごす時間」24.3%、「子どもと接する時間」21.5%が上位にあがった。 また、長くしたい時間については、「自分の趣味の時間」「自己啓発の時間」にも回答が集まり、普段なかなか取れない「自分の時間」を今後は長くしたいと思っているワーキングマザーの希望が見られる結果となった。 「もっと短くしたい時間」については、「料理の時間」45.0%、「掃除の時間」36.9%、「洗濯の時間」27.7%と、家事の時間を短くしたいとの回答が上位を占めた。家事に費やす時間を短縮し、家族や子ども、自分の時間に回したいと考えるワーキングマザーが多いようだ。 全体として、1日の時間の使い方に対して満足している人は、「満足」「まあまあ満足」合わせて61.6%という結果に。忙しい1日の中で仕事・家事・子育てと、時間のやりくりが自分なりにできていると納得している人が6割と過半数を超えていることがわかった。 日々の生活が忙しく時間が足りないことでストレスを感じることも多いと思われる中、日頃実践しているストレス解消法としては「からだを動かす」「甘い物・美味しいものを食べる」「お酒を飲む」「ショッピングを楽しむ」「カラオケをする」「ゆっくりお風呂に入る」「睡眠をとる」といった方法があげられた。Q1.今の生活の中で大切にしている時間は何ですか?(3つ選択)1位 家族と一緒に過ごす時間 71.5%2位 子供と接する(会話・遊び)時間 62.4%3位 睡眠時間 31.7%4位 食事の時間 22.3%5位 自分の趣味の時間 21.9%6位 ご主人と2人だけの時間 16.3%7位 仕事の時間 14.3%8位 子供の教育・しつけの時間 13.9%9位 自己啓発の時間 3.2%10位 その他 2.0%【調査概要】・対象:未就学児~小学生の子どもを育てながら働く「ワーキングマザー」 計502名・調査時期:2017年2月・インターネットによる調査(ワコール調べ)