「行ってよかった」ナンバーワン、JAL工場見学に密着…親子22組が体験

教育イベント 小学生

2017年4月9日(日) リセマム読者限定のJAL工場見学が行われた
  • 2017年4月9日(日) リセマム読者限定のJAL工場見学が行われた
  • 航空教室までの時間と、航空教室から格納庫見学に移動するまでの間は、「展示エリア」を自由に見学できる
  • 見学エリアは、「空港スタッフ」「客室乗務員」「パイロット」「航空整備士」「グランドハンドリング&貨物スタッフ」のお仕事紹介エリアと、JALの歴史を学べるアーカイブズエリアに分かれている
  • 展示エリアにある、歴代制服展示。各時代の特徴ある制服を見学できる
  • 「グランドハンドリング&貨物スタッフ」ブースでマーシャラーのお仕事を体験
  • 「客室乗務員」のお仕事紹介コーナー
  • JALグッズショップのようす。お土産が購入できるのは、受付後から航空教室までの間と、航空教室から格納庫見学へ移動するまでの移動時間のみ。気になる商品は早めに確保しよう。工場見学内オリジナル文房具を中心に、空港で販売されているグッズも並ぶ
  • 航空教室では、熱心にメモを取る姿が見られた
 小学生から大人を対象に、年末年始を除く毎日開催されている日本航空(JAL)の工場見学「JAL工場見学~SKY MUSEUM~」。夏休みや冬休みなどの長期休暇や土日、祝日はもちろん、平日予約も人気のプログラムだ。

 約100分の工場見学コース内容は、2016年には旅行Webサイト「トリップアドバイザー」が発表した「行ってよかった!無料観光スポットランキング2016」において1位を獲得しており、一体どのような内容なのか、一度足を運びたいとする個人・団体もいるだろう。JALは2016年から子ども支援の取組み「空育(そらいく)」も本格始動し、同社の今後の教育CSR活動にも注目が集まっている。

 リセマムは4月9日、JALの協力を受け、リセマム読者限定の工場見学を「新整備場」で開催。205組410人の応募の中から抽選で選ばれた25組50人の親子のうち、22組が展示エリアの見学のほか、航空教室と格納庫見学に参加した。

◆日本一忙しい羽田空港…空の旅を支えるJALスタッフの活躍

 JALの工場見学は3部構成。受付後は、工場見学コースの流れや飛行機の仕組み、羽田航空についてなどを学ぶ「航空教室」に参加する。工場見学のハイライトである「格納庫見学」に向け、基礎知識を学ぶ場だ。「なぜ飛行機は空を飛べるの?」といった素朴な疑問に答えるため、流体力学に触れる場面もある。小学校低学年には多少難しい内容でも、多種多彩なスライドや飛行機の説明模型を用いてJALスタッフがわかりやすく解説するため、まだ学年の低い小学生でも安心だ。会場では、熱心にメモを取ったり、親子で話し合ったりしながら理解を深めているようすが見られた。はっきりと認識できない広さ、速さ、重さなどについては、「羽田空港の敷地面積は東京ディズニーリゾート15個分の広さ」など、子どもたちに馴染み深い例を用いて説明。「知らなかった」「広いね」など、素直な感想が漏れていた。

 特に会場が沸いたのは、飛行機のジェットエンジンの強さを示す動画が放送された場面。ジェットエンジンの風力により、いとも簡単に転がってしまった自動車のようすを目にし、子どもたちは「わぁ」と、驚きの声をあげていた。

 「航空教室」のあとは、スタッフの誘導により3班に分かれ、格納庫へ移動する。実際に整備士やスタッフが任務にあたっている現場を周り、整備中の航空機や滑走路で離発着する飛行機を間近で見学できる。航空教室によると、羽田空港は「日本一多忙な空港」。2、3分の間隔で1便が離発着しており、年間乗降者数は世界第5位に達するという。工場見学にはその高稼働率が幸いし、当日は1班につき4、5便以上の飛行機を目の前で眺めることができた。

 航空教室を含め、見学コースの案内はすべてパイロットや航空整備士、客室乗務員などの経験者が担当する。各々の経験は参加者への説明に生かされており、参加する度に新たな発見を得られる点が興味深い。格納庫内で説明するポイントも異なるため、隅々まで見学しようと、何度も足を運ぶ工場見学ファンがいるのも頷ける。

 ある班では、滑走路に着陸する飛行機を見たのち、JALおなじみのロゴマーク「鶴丸(つるまる)」が初めてあしらわれた機体、JA8001「富士」も見学した。格納庫に保管されているのは機首部分のみだったが、日本のジャンボジェット揺籃期を支えた「空の貴婦人」は存在感たっぷり。見学中はみな、思い思いに記念写真を撮ったり、スタッフに質問をしたりと、なかなか見ることのできない裏舞台をじっくりと見学しているようだった。

◆個人予約も諦めないで…こまめなチェックが鍵

 航空教室と格納庫見学のほか、受付から航空教室までの時間と、航空教室から格納庫見学までの間には合計2回、約30~40分ほどの「展示エリア」見学時間が設けられている。見学時間中には、整備士、運航乗務員、客室乗務員などの仕事を紹介するエリアや、制服を着用した記念撮影ができるキッズフォトコーナーも体験可能。

 さらに、JALグループ提供の国際線・国内線シートの乗り心地が体験できる試乗コーナーや、最新技術を生かした「顔マッピング」ゾーンも用意されている。大年表や歴代制服展示、皇室・特別フライト展示など、数々のアーカイブ展示が用意されているため、すべて見終えるには「全然、時間が足りない」という声もあがるほどの充実ぶりだった。

 工場見学は1日4回、毎日午前10時~11時40分、午前11時半~午後1時10分、午後1時~午後2時40分、午後2時半~午後4時10分に開催中。時間帯や日程により、格納庫に入っている飛行機の種類も異なる。JAL広報部によると、大型機ボーイング777が格納庫に入っているタイミングは“圧巻”の一言だという。今回は目にできなかったが、ぜひ、機会があればまた参加して、「空のお仕事」に対する理解を深める機会としてもらえたら…と願ってやまない1日だった。

 見学予約は、見学希望日の6か月前・同一日午前9時半から、Webサイト経由で受け付ける。学校の長期休暇期間は人気が集中するが、キャンセルが発生した場合は自動的に再予約の受付がスタートされるため、お目当ての日程を確保するにはこまめなチェックが肝心だ。見学可能人数は1~100名まで。なお、工場見学者には、JALオリジナルネックストラップのプレゼントがある。ストラップは白、黒、緑、水色、紺、紫、ピンク、オレンジ、グレー、そしてJALカラーの赤の、全10色。繰り返し訪れる楽しみがひとつ、増えそうだ。
《佐藤亜希》

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