【夏休み2017】横浜能楽堂「こども狂言ワークショップ」募集開始

 横浜能楽堂では、夏休み期間中の8月に「こども狂言ワークショップ~入門編~」を開催する。狂言の公演鑑賞と一流講師による実技指導で本格的な狂言体験ができる。対象は小学1年生~中学3年生。6月30日まで、はがきまたはWebサイトで申込みを受け付ける。

教育・受験 小学生
夏休みに本物の狂言体験を
  • 夏休みに本物の狂言体験を
  • 狂言体験を通して礼儀も身に付くプログラム
  • 「入門編」終了後には次のステップも
 横浜能楽堂では、夏休み期間中の8月に「こども狂言ワークショップ~入門編~」を開催する。狂言の公演鑑賞と一流講師による実技指導で本格的な狂言体験ができる。対象は小学1年生~中学3年生。6月30日まで、はがきまたはWebサイトで申込みを受け付ける。

 ワークショップ前半は、8月5日に狂言の公演「人間国宝・山本東次郎先生の狂言の時間」を鑑賞する。狂言の名門・山本東次郎家による演目「附子(ぶす)」と「首引(くびひき)」を子どもにもわかりやすい解説付きで鑑賞する。後半は、8月7日~9日までの3日間、狂言の実技体験を行う。講師は、旭日双光章などを受章している山本東次郎家の山本則俊氏。「足の運び」「扇の使い方」などの狂言の基礎から始め、狂言小舞「盃」を稽古する。実技最終日には国語の教科書にも掲載されているの「柿山伏」の一部の演技に挑戦する。

 ワークショップでは、狂言に触れる、伝統芸能を知る、というだけでなく礼儀作法が自然と身に付くことも特徴。稽古に来たらまずは正座して挨拶をする、ということが自然と身に付く場になっているという。

 また、今回の「入門編」修了後、希望者は2018年の春に開催される「こども狂言ワークショップ~卒業編~」(有料)で10回にわたる本格的な稽古に参加することが可能。「卒業編」を受講すると、発表会「横浜こども狂言会」に参加し、狂言を一曲演じるというより本格的な内容に挑戦できる。

 対象は小学1年生~中学3年生で、募集人数は20名。応募多数の場合は抽選となる。受講料は2,000円。6月30日まで、はがきまたはWebサイトにて申込みを受け付ける。

◆こども狂言ワークショップ~入門編~
日時:【公演鑑賞】2017年8月5日(土)14:00~
   【実技指導】2017年8月7日(月)~9日(水)13:00~15:00予定
会場:横浜能楽堂本舞台(公演鑑賞)および第二舞台(実技指導)
講師:山本則俊氏(狂言方大蔵流)ほか
受講料:2,000円(公演鑑賞料含む)
対象:小学1年生~中学3年生
定員:20名(応募多数の場合抽選)
申込方法:はがきに必要事項を記入し応募、もしくはWebサイトの「お知らせ」ページより申し込む
申込締切:2017年6月30日(金)必着
《畑山望》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top