H29年度「国家公務員採用総合職試験」1,878人が最終合格、女性割合が過去最高

 人事院は2017年6月30日、平成29年度(2017年度)の国家公務員採用総合職試験の最終合格者を発表した。合格者数は院卒者試験が624人、大卒程度試験が1,254人。合格者の受験番号が人事院のWebサイト「国家公務員試験採用情報NAVI」に掲載されている。

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 人事院は2017年6月30日、平成29年度(2017年度)の国家公務員採用総合職試験の最終合格者を発表した。合格者数は院卒者試験が624人、大卒程度試験が1,254人。合格者の受験番号が人事院のWebサイト「国家公務員試験採用情報NAVI」に掲載されている。
※編集部追記:本記事は2017年に掲載した国家公務員採用総合職試験の最終発表に関する記事です。2018年度の国家公務員採用総合職試験の合格者数は2018年7月5日に掲載しました。


 国家公務員採用総合職試験(院卒者試験・大卒程度試験)は、おもに政策の企画および立案または調査・研究に関する事務をその職務とする係員の採用試験。第1次試験は4月30日に実施した。第2次試験は、院卒者試験は筆記試験を5月28日に、政策課題討議試験・人物試験を6月9日から6月16日の期間中に受験した。大卒程度は、筆記試験を5月28日に、人物試験を5月30日から6月16日の期間中に受験した。

 院卒者試験・大卒程度試験ともに、最終合格発表が6月30日午前9時に公開された。試験の実施状況について、院卒者試験は申込者数が2,470人、第1次試験合格者数が1,213人、倍率(申込者数/合格者数)が2.0倍。大卒程度試験は申込者数が1万8,121人、第1次合格者数が2,543人、倍率が7.1倍。

 院卒者試験の最終倍率は、申込者2,470人に対し624人が最終合格し4.0倍。大卒程度試験の最終倍率は、申込者18,121人に対し1,254人が最終合格し14.5倍。全体倍率は申込者2万591人に対し1,878人が最終合格し、11.0倍だった。

 最終合格者数を試験区分ごとにみると、政治・国際は56人、法律504人、経済210人、人間科学38人、工学243人、数理科学・物理・地球科学30人、化学・生物・薬学37人、農業科学・水産69人、農業農村工学41人、森林・自然環境26人。

 なお、女性の合格者数および合格者に占める割合は、院卒者試験が153人(24.5%)、大卒程度試験が331人(26.4%)、全体では484人(25.8%)だった。全体の割合は平成28年度と比較すると0.3ポイント増加し、過去最高。

 人事院のWebサイトには、6月30日午前9時から7月6日午後5時まで、合格者の受験番号が掲載されている。合格者は、試験の区分と第1次試験地を選択すると、合格者受験番号が表示される。リセマムでは、大学別の最終合格者数を掲載している。
《編集部》

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