東洋大学では、2013年に紙の入学案内や願書を廃止し、大学と受験生がコミュニケーションできる入試情報サイト「TOYO Web Style」を開設。2015年には、Webサイト上で大学の講義を動画体験できる「Web体験授業」を公開。2016年には、Web体験授業を視聴して、Web会議システムを通じて入試を行う「Web体験授業型入試」を導入するなど、Webを活用して受験生の利便性を高める取組みを進めている。
「TOYO Webサポート」は、オープンキャンパスへの参加が難しい海外や遠隔地に住む受験生の情報格差を解消し、経済的な負担の軽減を目的に開発したもの。Web会議システムの技術を利用することで、自宅や高校などからWebを通じて対面で個別の入試相談ができる。
受験生の相談に対応するのは、おもに東洋大学の在学生スタッフ。高校生に近い視点から、自身の体験なども踏まえて、学部や学科選び、学生生活、奨学金、入試方法の選び方など、受験に関するあらゆる内容についてアドバイスしてくれる。また、英語や中国語に堪能なスタッフも配置し、海外からの質問や相談にも応じる。
相談希望者は、入試情報サイト「TOYO Web Style」内の予約フォームから希望日時を選択し、相談内容やメールアドレスなど、必要事項を入力して送信する。