NTTドコモとインフォディオは7月19日、ダンボールロボットを利用したプログラミング教材「embot(エムボット)」を開発し、「embotキッズプログラマーズスターターキット」の先行体験版を発売した。推奨年齢は小学3年生から中学3年生。先行体験版の販売は9月29日まで。 embotは、NTTドコモの新規事業創出プログラム「39works」から生まれたダンボールでできたプログラミング教育用ロボット。これまでNTTドコモが全国各所で開催した小学生向けプログラミング体験で使用した教材をもとに、実践的かつ誰でも手軽に楽しく学べるスターターキットの実現を目指し、7月19日に先行体験版を発売した。パソコンを必要とせず、ダンボールと簡単な電子部品からなるembot、そしてスマートフォンもしくはタブレットがあれば、手軽に実践的なプログラミングが体験できる。 ダンボール製のため、自由に切ったり貼ったり、色を塗ったりと、自分だけのオリジナルロボットを作成できる。牛乳パックやトイレットペーパーの芯など、家にある材料を組み合わせればロボット以外にも造形でき、創作自由度が高い点も特徴。パーツをつなげて直感的にプログラミングが行えるビジュアルプログラミングを採用しており、プログラミングに欠かせない「if」や「for」を楽しみながら学べる仕組みが採用されている。 商品の発送は9月中旬から順次行う予定。embotのWebサイトでは、「embotキッズプログラマーズスターターキット」の先行体験版を販売している。キットはそれぞれ、embotセミナー付きとなしの2種類。セミナーは7月29日、東京都渋谷区のイベント会場で開催予定。キットはセミナー付き、なしともに2,980円(税、送料込)。セミナー参加料は1,000円(税込)。 ただし、商品は先行体験版のため、Webサイトの写真やイラストなどと異なる場合があるほか、保守などのサポートは12月22日までの期限付き。アプリやマニュアルの配布時期は9月中旬から12月22日まで。◆embot先行体験版(セミナー付き)価格:2,980円(税、送料込)発送予定日:9月中旬から順次発送予定同梱内容:組み立て用ダンボール(2枚1組)、embot基盤&ケース(1個)、サーボモーター(2個)、LEDライト(2個)、電池BOX(1個)、ジャンパワイヤー(4本)、取扱上の注意を記載した紙、アプリ/マニュアルダウンロード先QRコード※動作には単4電池(別売り)が3本必要・セミナー内容講座概要:embotをつくって、うごかして、プログラミングの基礎を学びます!開催日:2017年7月29日(土)14:00~16:00会場:東京都渋谷区のイベント会場を予定定員:20組(保護者参加必須、1組3名まで)参加費:1,000円(税込)※会場にて現金払い持ち物:不要◆embot先行体験版(セミナーなし)価格:2,980円(税、送料込)発送予定日:9月中旬から順次発送予定同梱内容:組み立て用ダンボール(2枚1組)、embot基盤&ケース(1個)、サーボモーター(2個)、LEDライト(2個)、電池BOX(1個)、ジャンパワイヤー(4本)、取扱上の注意を記載した紙、アプリ/マニュアルダウンロード先QRコード動作には単4電池(別売り)が3本必要