【夏休み2017】国立天文台、全国4施設を特別公開…講演会や施設見学など

 国立天文台は、夏休み期間に全国4か所の施設において年に1度の特別公開を実施する。普段は立ち入ることのできない観測・実験装置の公開や、研究紹介、天文学者による最新の研究成果の講演など、各施設ごとにさまざまなプログラムが用意されている。いずれも入場無料。

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国立天文台 2017年夏の特別公開
  • 国立天文台 2017年夏の特別公開
  • 公開場所と日程
  • 八重山高原星物語2017
  • 南の島の星まつり2017
  • いわて銀河フェスタ2017
  • 野辺山宇宙電波観測所 特別公開2017
 国立天文台は、夏休み期間に全国4か所の施設において年に1度の特別公開を実施する。普段は立ち入ることのできない観測・実験装置の公開や、研究紹介、天文学者による最新の研究成果の講演など、各施設ごとにさまざまなプログラムが用意されている。いずれも入場無料。

 8月12日には、鹿児島県にあるVERA入来観測局施設を公開する「八重山高原星物語2017」が開催される。鹿児島大学附属農場入来牧場と入来牧場内にあるVERA入来観測局を会場に、「高原の風をあびて宇宙と自然に触れよう」というテーマで特別講演会や観測施設見学、研究紹介、アンテナツアーなどを行う。鹿児島大学の学生が考えたユニークな企画なども用意されている。

 石垣島天文台とVERA石垣島観測局を公開する「南の島の星まつり2017」は、8月12日~20日にかけて実施。イベント初日となる12日には星空観測会や夕涼みライブを、13日には星まつり記念講演会やVERA観測局特別公開などを行う。そのほか、4D2U体験シアターや天体観望会、プラネタリウムを会期中開催。予約制のものもあるためWebサイトでの事前確認をお勧めする。

 8月19日には、国立天文台水沢施設を公開する「いわて銀河フェスタ2017」が開かれ、特別講演会や観測施設見学、星空観察会などが行われる。当日は奥州宇宙遊学館も無料開放され、実験やワークショップを楽しむことができる。

 8月26日には、長野県の国立天文台野辺山施設を公開する「野辺山宇宙電波観測所 特別公開2017」を実施。「長野県は宇宙県~信州の星空は宇宙へのプロムナード~」をテーマに、近年長野県の魅力のひとつとして打ち出している「宇宙に近い県」をキーワードとした講演会や研究成果の展示、工作体験やスタンプラリーなどが行われる。

 詳細は各イベントの公式サイトで確認できる。夏休みに親子で宇宙と星に触れる体験をしてみてはいかがだろうか。

◆国立天文台 2017年夏の特別公開
入場料:いずれも無料
【八重山高原星物語2017】
日時:2017年8月12日(土)12:00~21:00
場所:鹿児島大学附属農場入来牧場、VERA入来観測局(入来牧場内)
【南の島の星まつり2017】
日時:2017年8月12日(土)~20日(日)※日によって開催時間は異なる
場所:石垣島天文台、VERA石垣島観測局ほか
【いわて銀河フェスタ2017】
日時:2017年8月19日(土)10:00~20:30
場所:国立天文台水沢、奥州宇宙遊学館(国立天文台水沢敷地内)
【野辺山宇宙電波観測所 特別公開2017】
日時:2017年8月26日(土)9:30~16:00
場所:国立天文台野辺山
《畑山望》

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