プロジェクト管理ツール「Backlog」教育機関に無償提供

 ヌーラボは8月30日、国内最大級のプロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)」を教育機関向けに無償提供するサービス「Backlogエデュケーション」を本格的に開始したと発表した。

教育ICT 先生
Backlog(バックログ)
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  • Backlogエデュケーションを導入する、おおいたクリエイティブボックスが展開する「OITA CREATIVE ACADEMY(おおいたクリエイティブアカデミー)」
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 ヌーラボは8月30日、国内最大級のプロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)」を教育機関向けに無償提供するサービス「Backlogエデュケーション」を本格的に開始したと発表した。

 Backlogは「チームではたらく、すべての人に」をコンセプトにしたオールインワン型のプロジェクト管理ツール。開発者やWeb制作者、営業、マーケティング、バックオフィスのスタッフまで、さまざまなチームの情報共有をサポートしている。2005年にベータ版がリリースされ、現在は情報サービス業やインターネット関連企業を中心に5万社以上で利用されている。有償版利用企業は5,000社以上にのぼる。

 ヌーラボはこれまで、同社が提供するビジュアルコラボレーションツール「Cacoo(カクー)」の「Cacooエデュケーション」を67か国1,000校以上で活用しており、「Cacooエデュケーション」はICT教育の推進において効果をあげているという。そこで、同社はBacklogでも本格的に「Backlogエデュケーション」を始動することに決定。今後は、4月のテストリリースで導入したNPO法人「おおいたクリエイティブボックス」の設立に伴う全面提供を機に、本格的にサービスの提供を開始する。

 「Backlogエデュケーション」は、通常は月額1万6,800円で提供しているプレミアムプランの機能を、教育現場なら無償で利用できる。容易な課題管理、作業計画がひと目でわかるガントチャートやマイルストーン、議事録作成などのWiki、気軽なコミュニケーション機能などを、オンラインで利用できる。

 ヌーラボは、教育現場が学生のラーニングツールとして授業やグループ課題に「Backlogエデュケーション」を導入し、チームメンバーと協働しながらプロジェクトを進める楽しさやプロジェクトの進捗把握・管理のノウハウ、技術や知識を学習する意欲などが養われることに期待を寄せている。
《外岡紘代》

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