2020年の教育改革、56%の母親は「知らない」

 学研プラスが運営する小中学生向けのプログラミングスクール「Gakken Tech Program」が行った調査によると、2020年に「新学習指導要領」が小学校から全面実施され、教育内容や大学入試が大きく変わる「教育改革」を55.9%の母親が知らないことが明らかになった。

教育・受験 小学生
2020年の教育改革が実施予定なことを知っているか
  • 2020年の教育改革が実施予定なことを知っているか
  • 子どものうちからプログラミングやITに関する知識を身に付けることは必要だと思うか
  • 子どもが将来、社会で活躍するためにとくにどのような能力が重要だと思うか
 学研プラスが運営する小中学生向けのプログラミングスクール「Gakken Tech Program」が行った調査によると、2020年に新学習指導要領が小学校から全面実施され、教育内容や大学入試が大きく変わるという「教育改革」を、55.9%の母親が知らないことが明らかになった。

 2020年に新学習指導要領が小学校から全面実施されるほか、センター試験が廃止されて「大学入試共通テスト」に変更されるなど、日本の教育が大きな変革を迎える。この改革を子育て中の母親がどのように捉えているか把握するため、学研ホールディングスは、2020年の教育に関するアンケート調査を実施した。対象は東京、埼玉、千葉、神奈川在住で子どもを持つ30代~40代の女性220人、調査実施日は9月1日。

 2020年の教育改革については、「知っている」44.1%、「知らない」55.9%と過半数が知らず、まだまだ認知されているとは言えないことがわかった。

 2020年から全面実施される新学習指導要領では、プログラミング教育の実施が決定している。そこで、子どものうちからプログラミングやITに関する知識を身に付けることは必要だと思うか聞いたところ、「とても必要だと思う」28.6%と「少しは必要だと思う」48.2%の計76.8%が必要性を感じている。

 子どもが将来、社会で活躍するためにとくにどのような能力が重要だと思うか聞いたところ、「コミュニケーション力」がもっとも多く、「創造力・イノベーション力」「物事を柔軟に捉える力」「物事に対して疑問を持つ批評的能力」「複雑な問題を解決する能力」などが続いた。
《工藤めぐみ》

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