2017-18冬の降雪量予想、関東平野部は1月中旬以降に積雪リスク高

 ウェザーニューズは2017年11月20日時点での、今シーズンの降雪傾向を発表した。北日本の日本海側の降雪量は平年よりやや少ない予想だが、関東甲信では入試シーズンとなる2018年1月中旬以降に積雪リスクが高まるという。

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予想降雪量マップ(2017年11月20日時点)
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 ウェザーニューズは2017年11月20日時点での、今シーズンの降雪傾向を発表した。北日本の日本海側の降雪量は平年よりやや少ない予想だが、関東甲信では入試シーズンとなる2018年1月中旬以降に積雪リスクが高まるという。

 今シーズン(2017年12月~2018年3月)は、弱いながらもラニーニャ現象の影響でシベリア高気圧が平年より強く張り出し、西日本を中心に寒気が流れ込みやすい傾向にあるという。気温は、北日本で平年並みか平年より高く、東・西日本では平年並みと予想されている。

 降雪量は広範囲で平年並みだが、北日本の日本海側では平年よりやや少ない予想。一方、12年ぶりに発生している黒潮大蛇行ラニーニャ現象の影響で、関東甲信や西日本の日本海側では降雪量が平年より多いと予想されている。

 年末年始は、北陸~西日本の日本海側を中心に強い寒気が南下するため大雪になる恐れがあるという。濃尾平野や京阪神、瀬戸内でも積雪の可能性があると予想されているため、帰省や旅行の際には最新情報を確認したい。

 関東平野部では、黒潮大蛇行の影響で南岸低気圧が首都圏に寒気を引き込みやすいコースをとることが多くなる可能性があるという。入試シーズンとなる1月中旬、1月末~2月初め、2月後半~3月初めには積雪リスクが高まると予想されている。

 関東では、南岸低気圧が通過するタイミングで雪が降り関東南部の平野部でも積雪の恐れがあるが、南岸低気圧のコースと発達具合が雨か雪かを大きく左右するため、雪予報が発表された場合には最新情報をこまめに確認するとよいという。
《外岡紘代》

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