大問数、設問数、マーク数については昨年から「変化なし」で、解答数は36問。第1問の評論には有元典文・岡部大介「デザインド・リアリティ-集合的達成の心理学」、第2問の小説には、井上荒野(いのうえあれの)の「キャベツ炒めに捧ぐ」より「キュウリいろいろ」が出題された。
井上荒野氏は早速、自身のtwitterにコメントを出している。
今年のセンター試験に私の小説が出たのね・・。みんな、解けた? さっき新年初転倒とか呟いてごめんね。
— 井上荒野 (@arereno) 2018年1月13日
毎年、出題内容が話題となる国語だが、SNS上の受験生のコメントによると、ネタとしての大きな話題はなかった模様だ。
東進ドットコム、ベネッセ・駿台のほか、代々木ゼミナールや河合塾も問題分析を行っている。13日はこのあと外国語の試験が行われ、予定通り試験が実施されている会場では18時10分に1日目の試験が終了となる。
※編集部注:初出時、「キュウリいろいろ」を短編集内の1小説としていましたが、正しくは長編「キャベツ炒めに捧ぐ」の章タイトルの一部です。訂正し、お詫び申し上げます。(2018年1月14日訂正)