尼崎市、経済的困難な子どもたち200名に「応援クーポン」配布

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  • 子ども・若者応援クーポン 利用の流れ
 コレクティブ・フォー・チルドレンは、日本財団の支援と尼崎市の後援をうけ、2018年4月1日より経済的に困難な状況にある0歳~20歳の子ども・若者に、塾や習い事、体験活動、保育サービスなどに利用できるクーポンを無償で支給すると発表した。定員は200名程度。

 いまや日本の子どもの7人に1人が貧困状態にあると言われている。ひとり親家庭や非正規雇用、いじめ、不登校、虐待、DV、10代の予期せぬ妊娠、ひきこもりなど、さまざまな困難な状況が絡み合うことで孤立した子育てや貧困の連鎖が生みだされ、問題が複雑に絡み合っているため行政やNPOによる支援も点の対処だけでは家庭ごとの課題を改善しづらい状況にあるという。

 「子ども・若者応援クーポン」は、0歳~20歳の子ども・若者1人につき月額12,000円~24,000円分のクーポンを配布し、幼児教室、塾、キャンプなどの活動体験、スイミング、ピアノといった習い事、発達支援、障がい児支援などのサービス利用の支払いに適用できる、全国初の取組み。19歳~20歳の若者は学習支援や進路相談支援、職業教育、インターンシップ、資格取得支援も利用できるほか、若い保護者向けに産後サポート、ベビーシッター、病児保育、一時預かり保育などにも利用可能。

 対象は尼崎市に住む0歳~20歳の子ども・若者のうち、生活保護受給者および一定の所得要件(年間所得基準額を下回る)を満たす者。募集定員は200名程度で、応募多数の場合は抽選により利用者を決定する。応募はWebサイトまたは電話にて2018年3月9日まで受け付ける。クーポンの利用期間は、2018年4月1日~2019年3月31日まで。

 現在、すでに大手学習塾や体操教室など、幅広い法人・団体が「クーポン取扱事業者」として登録しており、今後も増加する予定。希望の事業所が登録されていない場合はリクエストすることも可能。コレクティブ・フォー・チルドレンでは、子ども・若者に多様な学びや経験の機会を提供するだけでなく、クーポンの利用を通じて利用者世帯の課題把握・相談支援を行い状況の改善につなげたいねらい。今後、子育て支援・地域連携の先進例「尼崎モデル」として全国にも広げていく予定だという。

◆子ども・若者応援クーポン
対象:1998年4月2日以降生まれで申込時点で尼崎市在住、かつ下記条件に該当する者
・大学、大学院、短期大学、高等専門学校(4・5年生)に在籍していない者
・本人(対象者が扶養されている場合、その保護者)が生活保護受給者であるまたは一定の所得要件を満たす者
定員:200名程度(年齢によってクーポン提供額が異なるため見込み人数)
※応募多数の場合は抽選
提供額:(月額)未就学児20,000円、小学生12,000円、中学1・2年生/高校1・2年生16,000円、中学3年生/高校3年生24,000円、生年月日が1998年4月2日~2003年4月1日までで高校などに在学していない者24,000円
有効期間:2018年4月1日~2019年3月31日まで
申込方法:Webサイトまたは電話で申し込む
申込締切:2018年3月9日(金)必着

【クーポン取扱事業者(一部)】
<保育サービス・子育て支援>
駅前保育所そのだえん/ラヴィ/子育てサークルやんちゃんこ学童保育ヒーローズ/マムメイド/病児保育ノーベル
<教科学習>
木村塾/明光義塾/個別指導学院フリーステップ/個別指導キャンパス受験指導ハイアーステージ/スクールIE/ITTO個別指導学院
<スポーツ>
尼崎スイミングスクール/各地区体育館サルーススポーツ教室WOODYスクール/国際空手拳法連盟聖武会館
<体験活動>
ヒューマンアカデミーロボット教室/ブレーンヒューマニティー
など
《畑山望》

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