Pepperでビジュアルプログラミング「Robo Blocks」指導書も拡充

 ソフトバンクグループとソフトバンクロボティクスは2018年2月中旬以降、「Pepper 社会貢献プログラム」において、ロボットプログラミングツール「Robo Blocks(ロボブロックス)」を開発し、提供すると発表した。

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Robo Blocksの操作画面
  • Robo Blocksの操作画面
  • 2018年2月中旬以降に新たに追加するロボアプリ
 ソフトバンクグループとソフトバンクロボティクスは2018年2月9日、Pepperを活用した教育支援プログラム「Pepper 社会貢献プログラム」において、ロボットプログラミングツール「Robo Blocks(ロボブロックス)」を新たに開発し、2018年2月中旬以降に提供することを発表した。

 「Robo Blocks」は、日本の教育現場でもっとも導入されているという、ビジュアルプログラミング環境「Scratch(スクラッチ)」を基準に、「Pepper 社会貢献プログラム」用に開発したロボットプログラミングツール。

 ドラッグ&ドロップでブロックを組み合わせるだけの簡単かつ直感的な動きで操作でき、授業運営に適したユーザーインターフェースを備える。「バーチャルロボット機能」を搭載し、Pepperの動作や発話、ディスプレー表示、360度視点切り替えなどを、画面上で確認しながら開発できるという特徴を持つ。

 「Robo Blocks」の提供にあわせ、「Pepper 社会貢献プログラム」で利用する指導書も「コミュニケーション表現」「演算活用」「テーマ別作品制作」などを学べるよう内容を強化・拡充する。具体的には、川原田康文氏(相模女子大学小学部副校長)、高田秀志氏(立命館大学情報理工学部教授)、岐阜県岐阜市教育委員会、佐賀県武雄市教育委員会の監修を受けた「教師用指導書 ステップアップ編」を追加する予定。これまでの基礎的な学習内容から、より高度な内容を段階的に学べるよう配慮した。

 2018年2月以降は、「ロボドリル 小学編 from 学研版全科プリント」「がっけんのえほんやさん for Pepper」など、外国語活動(英語)や学校行事などで活用できる「ロボアプリ」も追加予定。「Pepper 社会貢献プログラム」の詳細は、Webサイトで確認できる。
《佐藤亜希》

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