シャープは2018年2月19日、モバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」の開発者向けモデル「SR-X002」の発売を発表した。付属のパソコン用アプリケーションを使い、ロボホンの動きを自由にプログラムできる。ビジュアルプログラミング環境「Scratch(スクラッチ)」でアプリケーションを開発できる「スクラッチパック」の提供も開始する。 ロボホンは、小型で手軽に携帯できるモバイル型ロボット電話。2016年5月下旬から、シャープが販売している。ロボットとスマートフォンの機能を併せ持ち、電話やメール、カメラなど携帯電話の基本機能のほか、写真や動画などを投影できるプロジェクターを搭載。音声対話による操作も可能だ。 2018年2月には、開発者向けモデル<SR-X002>を発売。付属のWindows用ソフトウェア「Motion Works for ロボホン」でロボホンの「モーション(動き)」を作成できる。購入者専用サイトから「スクラッチパック」をダウンロードすれば、ビジュアルプログラミング環境「Scratch」でアプリケーションを開発したりと、プログラミング教育に注力する学校や教育でも活用できる。 シャープのクラウドサービス「ココロプラン」への加入は不要。詳細はシャープWebサイトで確認できる。◆ロボホン(開発専用モデル)SR-X002身長/体重:約19.5cm/約390g電池容量:1,700mAh実使用時間:1日以上ディスプレイ:約2.0インチ QVGAカメラ:約800万画素 CMOSプロジェクター:HD(1,280×720画素)相当センサー:9軸(加速度3軸、地軸気3軸、ジャイロ3軸)、照度センサー電話帳登録件数:最大200件※ほか詳細はWebサイトで確認できる