3月は「自殺対策強化月間」LINEで相談窓口開設

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SNSカウンセリング~ココロの健康相談 相談画面(イメージ)
  • SNSカウンセリング~ココロの健康相談 相談画面(イメージ)
  • 全国SNSカウンセリング協議会
 トランスコスモスとLINEが共同設立した「全国SNSカウンセリング協議会」は、厚生労働省の「平成29年度(2017年度)自殺防止対策事業 追加公募分」において採択され、自殺対策SNS相談の受託をしたと発表した。自殺対策強化月間の3月に「LINE」を利用した相談事業「SNSカウンセリング~ココロの健康相談」を実施する。

 全国SNSカウンセリング協議会は、トランスコスモスとLINEが両社の知見を生かし、SNSを利用した相談窓口の開設や情報発信により自殺やいじめなどの防止対策を実施すべく、2017年12月6日に共同設立した団体。厚生労働省では、例年、月別自殺者数がもっとも多い3月を「自殺対策強化月間」と定め、さまざまな取組みを展開している。今回、全国SNSカウンセリング協議会は、自殺対策強化月間にあたる2018年3月1日から3月31日までの期間、厚生労働省委託事業として「LINE」を利用した相談事業を実施する。

 総務省の情報通信白書によれば、10代の通信利用時間は、携帯通話2.7分、固定通話0.3分、ネット通話5.7分、SNS 58.9分、メール20.2分と、「電話」をほとんど使わず、「LINE」などの「SNS」を多用している実態がみえる。また、長野県のケースを見ると、電話などの相談件数が1日1.8件に対し「LINE」での相談件数は1日112.7件になるなど、相談件数が大きく増えた例もある。こうした背景から、平成28年度までの自殺対策強化月間の相談事業は「電話相談」に限られていたが、平成29年度から「LINE」などの「SNS」も活用する新たな取組みが実施される。

 SNSカウンセリング~ココロの健康相談」は、同名称のLINEアカウントを開設し、2018年3月1日から3月31日の期間中、午後6時から午後10時まで(受付は午後9時30分まで)相談を受け付ける。LINEアカウントを「友だち」登録すれば、LINE上で専門カウンセラーに相談できる。全国心理業連合会や関西カウンセリングセンターなどの専門カウンセラーが相談に応じてくれる。また、LINEトークルーム内のメニューのリンクボタンから、全国SNSカウンセリング協議会に加盟するNPOなどのLINE相談アカウントの友だち追加をすることで、それぞれのNPOなどにもLINEで相談することができるという。

 「友だち」登録は全国SNSカウンセリング協議会の公式Webサイトから可能。全国SNSカウンセリング協議会では、取組みを通じて全国の1人で悩む人が減ることを目指している。
《畑山望》

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