「とにかく最高のプロダクト」テクノロジア魔法学校のねらいとは…ライフイズテック

 ライフイズテック(Life is Tech !)は2018年3月6日、ディズニー・プログラミング学習教材「テクノロジア魔法学校」を発表するとともに、都内で記者発表会を開催した。ライフイズテックの水野雄介氏、小森勇太氏、タレントの岡田結実さんが登壇した。

教育業界ニュース プログラミング
フォトセッション 都内で「テクノロジア魔法学校」の記者会見が行われた
  • フォトセッション 都内で「テクノロジア魔法学校」の記者会見が行われた
  • フォトセッション 都内で「テクノロジア魔法学校」の記者会見が行われた
  • タレントの岡田結実さん
  • タレントの岡田結実さん
  • 代表取締役CEOの水野雄介氏
  • 取締役副社長COOの小森勇太氏
  • スターターキットに、学習者1人につき1冊の「魔法の本」が含まれる
  • 「魔法の本」にはたくさんの空白があるので、これを埋めていく
 ライフイズテック(Life is Tech !)は2018年3月6日、ディズニー・プログラミング学習教材「テクノロジア魔法学校」を発表するとともに、都内で記者発表会を開催した。

ライフイズテック×ディズニー、プログラミング教材を開発



 テクノロジア魔法学校」は、ディズニーの世界やキャラクターを楽しみながら、プログラミングを学習できるオンラインサービスだ。ウォルト・ディズニー・ジャパンとライセンス契約し、「塔の上のラプンツェル」「ズートピア」「アラジン」「アナと雪の女王」「美女と野獣」など、計13作品が登場し、魔法学校を舞台にしたストーリーが展開される。

 ユーザー自身はオリジナルのキャラクターとなって、魔法学校に参加する。さらにそこにディズニーのキャラクターたちも登場し、学習を進めることでストーリーも進み、大きな謎を巡る冒険を楽しめるという。オリジナルストーリーの脚本、キャラ、デザインなどは、アニメ「灰と幻想のグリムガル」「Fate/Grand Order」などに関わるスタッフが担当した。

1回2時間、週1回で1年分



 学習内容としては、「メディアアート」「ゲーム制作」「Webデザイン」が3つの柱となっており、それぞれ、ピクセル処理やアニメーション、配列やアルゴリズム、HTML構造やCSS装飾を、クロスカテゴリで学習できる構成だ。

 基礎編40時間、応用編60時間の計100時間分の学習コンテンツが用意されている。1回2時間程度の学習時間だとして、毎日学習すれば2~3か月、週1回学習すれば約1年間学ぶことができる。提供価格は月々10,600円(13回分割払い)、一括で128,000円。2018年3月6日より公式サイトにて販売を開始し、家電量販店などでも販売を行う(初回版は限定特典あり)。サービス開始時期は2018年4月21日を予定している。

「とにかく最高のプロダクト」 カギは学習継続力



 記者発表会には、ライフイズテック代表取締役CEOの水野雄介氏、取締役副社長COOの小森勇太氏、そしてタレントの岡田結実(おかだゆい)さんが登壇して、サービスの魅力を紹介した。

代表取締役CEOの水野雄介氏
画像:記者会見に登壇したライフイズテック代表取締役CEOの水野雄介氏

 水野氏はまず「とにかく最高のプロダクトが出来た。発表することに緊張しています」とコメント。同社がオンライン教育にこだわり、今回の「テクノロジア魔法学校」に至った過程として、「21世紀は、すでにある正解を提示するのではなく、正解を作り出す能力が重視される。そのためには個人の個性を最大限に伸ばす必要がある。そのためには、好きなことをいつでもどこでも学べるオンライン教育が不可欠」と説明した。一方で、オンライン教育の抱える課題解決には、子どもが興味をもって学習し続ける「学習継続力の改善」がカギだとした。その延長上に、「テクノロジア魔法学校」があるとのこと。

まるで魔法? 現実×オンラインのねらい



 実際に開発に当たった小森氏は、「ITの楽しさをディズニーの世界と組み合わせて届ける」をテーマにサービスを構築。「学習の動機を作れば、子どもたちはグングン伸びる」と考え、「プログラミングの力で、ストーリー上の問題やトラブルを解決することで、物語が進んでいく」内容とした。画面にはサポートキャラ「ミーミル」が登場し、迷わないように誘導しつつ解説も行うなど、学習者が興味をなくしたり、方向を見失ったりすることを避けている。

スターターキットに、学習者1人につき1冊の「魔法の本」が含まれる
画像:「魔法の本」を持つライフイズテック取締役副社長COOの小森勇太氏

 さらに従来のオンライン学習と一味違う新たなアイデアとして、スターターキットには「魔法の本」を含めた。これは、実際に手に触ることができる書籍で、ストーリーを進めるためのアイテム、地図、アートなどが収録されているという。「魔法の本」には40個所以上の空白があり、コースを進めながらその空白を埋めていく、という仕組みになっている。さらに、空白個所は学習の進捗に応じて、オリジナルのポストカードという形で届く。

「魔法の本」にはたくさんの空白があるので、これを埋めていく
画像:魔法の本にはたくさんの空白がある

 オンラインだけで完結させるのでなく、オフラインとのハイブリッド仕様なのも、学習を継続させるためのねらいだ。これらは「知らず知らずのうちに、膨大な量を学習していく」ための仕組みだが、美麗なアートやポストカードは、コレクター価値も高そうだ。小森氏によると、「学習を通じて“人生が変わるようなプロダクト”を目指した」という。

プログラミングへの一歩、開かれた魔法学校への扉



 記者会見では、タレントの岡田結実さんが、オリジナルキャラにあわせた魔法使いの衣装で登場。これまでプログラミングなどを行ったことがなかったという岡田さんは、今回プログラミングが初挑戦。その模様のムービーも上映された。

 「正直むずかしい!というイメージがあり、プログラミングって何?と思ったが、実際に製品に触れて、目線が180度変わった」とのこと。会場では制作途中のプログラムをその場で完成させ、最後の仕上げを公開で行った。

プログラミングに挑戦する岡田結実さん。実際に会場でプログラムを完成させる
画像:プログラミングに挑戦する岡田結実さん

 プログラミングしたランタンが飛び始めると「自分がコツコツやった結果だと思うとうれしい。なんだプログラミングとか簡単じゃんって思うようになった。ぜひゲーム作りにも挑戦してみたい」と、「テクノロジア魔法学校」をおおいに気に入ったようすだった。なお、岡田さんが挑戦した「ランタンを作って飛ばす」という学習内容は、「塔の上のラプンツェル」をモチーフにしたイベントだ。

 このように、ディズニーのキャラクターやストーリーがふんだんに登場する「テクノロジア魔法学校」は、非常に贅沢な内容で、子どもだけでなく大人も興味を持って向き合えるだろう。実際に、提供対象は、中学生から社会人までという設定になっている(12歳以下も大人とともに学習可能)。楽しみながらプログラミングを学んでみたい人、プログラミング学習が苦手・続かないという人、そしてディズニーが好きという人、きっかけは人それぞれだが、「テクノロジア魔法学校」の“魔法”は、またとない体験をもたらしてくれるだろう。
《冨岡晶》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)