6歳児のスマホ・タブレット利用、3年で増加傾向

 カスペルスキーは2018年4月23日、e-Lunchと共同で実施した子どものスマートフォン・タブレット利用調査結果を公開した。スマートフォンおよびタブレットは3~6歳の半数以上が「ほぼ毎日」「週に2~4日程度」利用していることがわかった。

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年齢別スマートフォン・タブレット利用頻度(3~6歳児)
  • 年齢別スマートフォン・タブレット利用頻度(3~6歳児)
  • 2014年、2017年の6歳児スマートフォン・タブレット利用頻度の推移
 カスペルスキーは2018年4月23日、e-Lunchと共同で実施した子どものスマートフォン・タブレット利用調査結果を公開した。スマートフォンおよびタブレットは、3~6歳の半数以上が「ほぼ毎日」「週に2~4日程度」利用していることがわかった。

 「2017年度 子どものスマートフォン・タブレット利用調査」は、e-Lunchとカスペルスキーが0歳~6歳の子どもを持つ保護者を対象に実施したアンケート。調査期間は2017年1月18日~12月7日。有効回答数は1,406件。2014年から毎年実施している。

 2017年のスマートフォン・タブレットの利用頻度を調べると、3歳~6歳までの半数以上が「ほぼ毎日」と「週に2~4日程度」利用していると回答しており、子どもが日常的に利用していることがわかった。3歳~5歳の最多利用頻度は「週に2~4日程度」だった。6歳児は「週に2~4日程度」と「ほぼ毎日」が27.9%で最多だった。

 6歳児のスマートフォン・タブレット利用頻度に着目し、2014年調査と2017年調査における利用頻度推移を見ると、「ほとんど使わない」との回答が2014年44.1%から27.9%に減少していた。子どもがスマートフォン・タブレットを利用する機会が増加していることがわかる。

 調査結果を受け、カスペルスキーCSR担当の籔内祥司氏は「子どもにとって、スマートフォンやタブレットの利用は特別なことではなくなっていますが、長時間の利用はスマホ依存症や健康への悪影響などが心配されるため、家庭内で利用ルールを決めることが重要です」と述べている。
《佐藤亜希》

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