ソニーのMESHプロジェクトは2018年6月27日、「MESH(メッシュ)」のWindows版アプリケーションの提供を開始した。従来のiOSおよびAndroid向けアプリケーションに続く提供。2020年からのプログラミング教育必修化を見据え、教育活用のヒントや指導例などをまとめた教育者向けガイドも公開した。 「MESH」は、温度や湿度、明るさなどが測れるセンサーなどのブロックを専用アプリ内でつなぎ、プログラミングによってセンサーやインターネットを活用した仕組みを作成できるツール。MESHブロックはそれぞれワイヤレス(無線)で連携するため、工作素材としていろいろなものと組み合わせて活用できる。 Windows版MESHアプリケーションは、Windows10以降、Bluetooth 4.0 (Bluetooth Low Energy)を搭載するデバイスに対応する。詳細はWebサイト内「MESHアプリ」で閲覧できる。 公開にあわせ、Webサイトには教育者向けガイドを掲載。MESHをまだ使ったことがない教育機関でも、気軽にMESHを使ったプログラミング教育を導入できるようなヒントが示されている。 MESHプロジェクトは教育者向けガイドのほか、MESH公式サイトおよびMESH教育活用ページで「MESHレシピ」などのサポートコンテンツも公開中。工作した車にリモートコントロールを追加した作品や、植物への自動水やり機など、工作から日常的に使えるものまで200作品以上の作例をまとめている。