【夏休み2018】海外での感染症、注意点・現地対応を厚労省が指南

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厚生労働省「夏休みにおける海外での感染症予防について」
  • 厚生労働省「夏休みにおける海外での感染症予防について」
  • 厚生労働省検疫所「FORTH」
 厚生労働省は2018年7月6日、海外で気を付けるべき感染症についての情報を提供するWebサイトを更新。海外の感染症を感染源で分類し、その症状や現地での具体的な対策をわかりやすく紹介している。

 厚生労働省のWebサイトによると、渡航先や渡航先での行動によって異なるが、もっとも感染の可能性が高いのは食べ物や水を介した消化器系の感染症だという。開発途上国など公衆衛生の整備が不十分な地域では感染するリスクがより高くなる。Webサイトでは、「手洗いをこまめにする」「生水を飲まないようにする」「氷を避ける」「完全に火の通った食べ物を食べる」「サラダや生の野菜は避ける」という5つの注意すべきポイントを紹介している。

 また、日本で発生していない、動物や蚊・マダニなどが媒介する病気が海外では流行していることもあるため、注意が必要。麻しん(はしか)や風しん、ポリオは、日本での患者は減少傾向または発生していないものの、海外では感染することがある。

 2017年における日本国内での報告数は、麻しんが189例(暫定)、風しんが93例(暫定)。麻しんはすべて海外での感染例とその患者と関連した例といわれており、風しんも海外での感染例などが認められているという。麻しん(はしか)については、2018年にも国内の複数の地域で患者が確認されており、沖縄県では3月から5月にかけて99人の患者が報告された。なお、沖縄県は6月、4週間新たな患者が発生していないことから、「麻しん(はしか)」流行の終息宣言を行っている。

 麻しんや風しん、ポリオの感染予防には、予防接種がもっとも有効な方法。厚生労働省では、ワクチンを打ったかどうかわからない人などは予防接種を検討し、医療機関に接種するワクチンの種類と接種日程を相談するよう勧めている。

 厚生労働省検疫所のWebサイト「FORTH」では、海外感染症発生情報や国・地域別情報、お役立ち情報など、さらに詳しい情報を掲載。予防接種についての情報や旅行後の健康チェックについても知ることができる。夏休みに海外へ渡航する前には閲覧し、感染症に対する正しい知識と予防法を身に付けたい。
《黄金崎綾乃》

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