◆マツダ…プログラミング体験
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マツダはロボットをキーワードに、プログラミングの基礎を子どもたちに伝授。冒頭、「ロボットを呼ぶとき、『こっちへおいで』というだけだと、むかってきて僕とぶつかっちゃうよね。だから、『4歩、前進して』と伝えてみる」とスタッフ。
今回は、パソコンと連動した手のひらサイズのミニカーを使い、「15秒前にすすむ」「11秒右にすすむ」「11秒左にすすむ」「15秒後ろにもどる」といったプログラミングをパソコン上で入力し、そのとおりにミニカーが動くかを子どもたちに体験させていた。
◆スバル…得意の四輪駆動を模型で
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スバルは、自社が得意とするAWD(四輪駆動)の優れた点を教えるプログラムを展開。ひげが特徴のスバル博士が登場し、まずクルマはタイヤと地面の摩擦力で「滑らずに走る」ことを伝授。
摩擦力の次は、クルマには二輪駆動と四輪駆動があることを教え、二駆と四駆に切り替えられるミニチュア模型をプレゼント。ミニチュア坂道コースを走らせ、そのチカラの差を示していた。
◆三菱…ペーパークラフトでクルマの空力
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三菱は、ペーパークラフトを使ってクルマの空力についてレクチャー。空気抵抗を上手に使って、クルマを走らせる構造を、空気の力、クルマの形、クルマのかたちと空気の関係、自動車会社での実験、という順に伝授。
◆ダイハツ…クルマをデッサンするコツを伝授
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ダイハツは、カーデザインで子どもたちに描く楽しさを伝授。クルマのスケッチを上手に描くための基礎技術とテクニックを、同社の若手カーデザイナーが実習を通じてアドバイスした。
子どもたちには『トコット』のミニカーがプレゼントされ、まず1回目は、ミニカーを自由にスケッチする。次に、デザイナーがクルマの形状の基礎や、デザイン的視点を教える。そして子どもたちは、クルマの基本線が描かれた「お助け用紙」を使って2回目のミニカースケッチ。
デザイナーは、クルマをデッサンする順番のコツとして、1.輪郭を描く、2.窓と窓の下の線(キャラクターライン)を描く、3.その奥に、少しずらして同じ輪郭のコピーを描く。4.最初の輪郭と、ずらして記した輪郭を結ぶ線を引き、ライトやグリルを描いていこうとアドバイス。
すると、子どもたちは、最初に描いた絵とは違った、それらしい絵になってきて、ニヤリ。クルマの絵を描くコツを、わずか20程度で覚えてしまっていた。
◆スズキ…エンジンを分解・組み立て
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スズキは、機械いじりのリアルな楽しさを子どもたちに体験させた。あの原付きバイク『チョイノリ』のエンジンをばらして、再び組み上げるというシンプルなプログラム。
子どもたちは、T字レンチを両手で持ち、本物のエンジンをゴリゴリと分解していく。「ガソリンが燃えるとバイクが走るのはどんなしくみなんだろう。エンジンの部品って重いのかな? ザラザラしてるのかな? 自分で分解しながら確かめてみよう」と同社。
子どもたち、スパークプラグやシリンダーヘッドカバーを外し、さらにガスケットも外していくころにはもう夢中。「分解するという行為は、大人も子どもも関係なく、時間が立つのを忘れるほど」とスタッフは話していた。
◆ヤマハ…風力と摩擦力の関係をウインドカーで
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船舶やバイク、エンジンなど幅広く手がけるヤマハ発動機は、向かい風のなかを前進するウインドカーをつくってスピードを競い合う体験コーナーを展開。
風の力で前進するヨットは、その後方や側面から風を受けてすすむ。それに対し、ウインドカーは正面から風を受けてまっすぐ風上に向かって走る。
スタッフたちは、「なんで前から風を受けてるのに、前にすすむのか」「どうしたらもっと速く走れるか」と子どもたちに問いかける。
テスト走行や競走を繰り返し、試行錯誤しているうちに、駆動輪と床の摩擦抵抗力が、風の抵抗力より上回ると、マシンが前へとすすんでいくことに気づいていたようすだった。
なお台風接近のため、キッズエンジニア2018の28日の予定はキャンセルされた。