【台風13号】8日夜~9日に関東に接近、一部短縮など各塾の対応

 強い台風13号は、2018年8月8日夜遅くから9日昼ごろにかけて暴風域を伴って関東地方や東北太平洋側にかなり接近すると予想される。早稲田アカデミーでは夏期合宿の出発時刻を繰り上げるほか、他塾でも対応状況をWebサイトに掲載している。

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台風経路図
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  • 台風の暴風域に入る確率
  • 早稲田アカデミー「台風13号の接近に伴う対応について」
  • サピックス小学部「8月8日の授業について」
  • 日能研「8月8日・9日に予定されている授業・テスト・イベント等について」
 強い台風13号は、2018年8月8日夜遅くから9日昼ごろにかけて暴風域を伴って関東地方や東北太平洋側にかなり接近すると予想される。早稲田アカデミーでは夏期合宿の出発時刻を繰り上げるほか、他塾でも対応状況をWebサイトに掲載している。

 気象庁予報部によると、台風13号(サンサン)は8月8日午前9時現在、八丈島の東約200キロの位置にあり、1時間におよそ15キロの速さで北北西に進んでいる。台風は今後も強い勢力を維持したまま暴風域を伴って北上し、8月8日夜遅くから9日昼ごろにかけて関東地方や東北太平洋側にかなり接近する見込み。8月9日午前9時には水戸市付近に到達すると予想される。台風が西よりの進路を進んだ場合には、上陸する恐れもある。台風の速度が遅いため、影響が長引く恐れがある。

 関東甲信地方と東北地方には、8月8日昼ごろから台風周辺の雨雲がかかりはじめ、9日にかけて非常に激しい雨が降り、局地的には猛烈な雨が降ると予想される。また、降り始めからの総雨量がかなり多くなる恐れがある。8月9日午前6時までの24時間に予想される雨量は多い所で関東地方300ミリ、東北地方200ミリ、甲信地方180ミリ、伊豆諸島150ミリ。その後、8月10日午前6時までの24時間に予想される雨量は多い所で東北地方と関東地方が100~200ミリ、甲信地方と北陸地方が100~150ミリ。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。

 早稲田アカデミーは、8月8日に帰着予定の夏期合宿の復路行程を変更することを決定した。「小5」「小6S(苗場組)」「小6K」「高2」「高3」の夏期合宿は、合宿地での出発時刻を繰り上げて、帰着予定時刻を当初の予定から1時間30分早める。8月9日に出発予定の「中1」「中2」の夏期合宿については、行程を変更するかどうか、8月8日にWebサイトで案内する。

 サピックス小学部は、首都圏校舎における8月8日の授業時間を一部短縮する。8月8日午前中は予定通り実施、8月8日午後は6年生の授業時間を一部短縮して午後6時に終了する。なお、3・4年生は予定通り実施する。8月9日の授業については、休校の措置をとる場合には8月8日午後8時までにWebサイトで案内する。

 日能研は、首都圏校舎における8月8日午後2時(一部の教室は午後0時35分)から始まる授業・テスト・イベントは、通常通り実施する。また、8月9日の授業・テスト・イベントについても通常通り実施する。
《工藤めぐみ》

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