かざすだけのAI図鑑アプリ、サンシャイン水族館などで無料体験

 モバイルAI/ARシステムの企画・開発・運営を行うLinneは、生き物にカメラをかざすと瞬時に名前や種類を認識するスマートフォンアプリ「LINNE LENS(リンネレンズ)」をリリース。サンシャイン水族館など3施設で、2018年11月末まで無料体験キャンペーンを実施する。

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LINNE LENS(リンネレンズ)
  • LINNE LENS(リンネレンズ)
  • 生き物にカメラをかざすだけで瞬時に認識、サーチする
  • サンシャイン水族館
  • 鳥羽水族館
  • 海遊館
 モバイルAI/ARシステムの企画・開発・運営を行うLinneは、生き物にカメラをかざすと瞬時に名前や種類を認識するスマートフォンアプリ「LINNE LENS(リンネレンズ)」をリリース。サンシャイン水族館など3施設で、2018年11月末まで無料体験キャンペーンを実施する。

 LINNE LENS(※「LINNE」の「E」には、フランス語のアクセント記号であるアクサンテギュがつく)は、「世界中の動植物を瞬時に識別し、誰もが専門家のように世界の豊かさを解釈できるレンズ」を目指して開発された。現時点で約4,000種、日本の水族館にいる生き物の9割に対応している。

 使い方は、調べたい生き物にカメラをかざすだけ。瞬時に生き物を自動認識し、名前や種類をサーチする。自分で撮った写真に充実した解説が付き記録され、世界にひとつだけの図鑑を作ることができる。また、電波の届かない水中でも認識しリアルタイムに処理するため、シュノーケリングやダイビングでの水中観察にも活用できる。

 2018年8月20日から東京都のサンシャイン水族館、三重県の鳥羽水族館にて、2018年9月4日から大阪府の海遊館にて、LINNE LENSの無料体験キャンペーンを開始。期間中、3施設内では LINNE LENSの位置情報サービスを許可することで、通常のお試し無料制限(1日10種まで)以上に多くの生き物の認識・記録を無料で楽しむことができる。また飼育員が知る習性など、観察すると面白いポイントとなる豆知識の入った各館オリジナルの解説も見ることができる。

 なお、LINNE LENSは今後、水族館に加え動物園の生き物にも対応予定だという。

◆LINNE LENS(リンネレンズ)無料体験キャンペーン
【サンシャイン水族館】
期間:2018年8月20日~2018年11月末
利用範囲:認識できる展示種すべて(全550種)
【鳥羽水族館】
期間:2018年8月20日~2018年11月末
利用範囲:認識できる飼育種の一部(全1,200種中120種まで)
【海遊館】
期間:2018年9月4日~2018年11月末
利用範囲:認識できる展示種の一部(全620種中60種まで)
※特設の体験コーナーを設置予定
解説:飼育員の解説は「太平洋」水槽のみ表示される

◆LINNE LENS(リンネレンズ)概要
対応言語:日本語・英語
動作環境:iOS11.2以降、iPhone ※Androidは準備中
サービス開始日:2018年8月13日(月)
利用料:ダウンロード無料、お試し無料(1日10種まで)
LINNE LENS PROプラン別利用料/1か月360円・3か月720円・12か月1,450円
《荻田和子》

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