中高生の母親、スマホゲームする理由は「ストレス発散」45.2%

 リビング新聞グループのシンクタンクである「リビングくらしHOW研究所」は2018年9月7日、スマホやタブレットでゲームをする女性に関する調査結果を公開した。

デジタル生活 保護者
スマートフォンやタブレット端末でゲームをしていますか
  • スマートフォンやタブレット端末でゲームをしていますか
  • スマートフォンやタブレット端末でゲームをする頻度(画像更新:2018年9月20日午後4時45分)
  • スマートフォンやタブレット端末でよく遊んでいるゲームの種類(あてはまるものをいくつでも)
  • スマートフォンやタブレット端末でゲームをする場所(あてはまるものをいくつでも)
  • スマートフォンやタブレット端末でゲームをしている1日あたりののべ時間平均
  • スマートフォンやタブレット端末でゲームをする理由(左:全体、右:年代別)
  • スマートフォンやタブレット端末でゲームをする理由(左:働き方、右:子どもの有無と末子年齢別)
 リビング新聞グループのシンクタンクである「リビングくらしHOW研究所」は2018年9月7日、スマホやタブレットでゲームをする女性に関する調査結果を公開した。ゲームをする場所は「自宅」が最多で92.4%を占め、よく遊んでいるゲームの種類でもっとも多かったのは「パズル」系で62.8%だった。

 「スマホゲームについてのアンケート」は、リビングくらしHOW研究所が「リビングWeb」「シティリビングWeb」「あんふぁんWeb」上で行ったWebアンケート。調査期間は2018年8月1日から5日まで。スマホやタブレットでゲームをする女性を対象に実施し、524人の回答を集計した。回答者の平均年齢は38.8歳。

 スマホやタブレットで日頃ゲームをしているか問うと、「よくする」29.4%と「たまにする」17.2%をあわせ、全体の46.6%がゲームをしていることがわかった。「よくする」もしくは「たまにする」と答えた回答者の属性を見ると、子どもが「いる」と回答したの者は55.2%だった。子どもがいる者の末子年齢は、未就学児が48.4%で最多だった。ついで大学・社会人以上が21.5%、小学生が19.4%。

 スマホやタブレットでゲームを「よくする」「たまにする」と回答した者のゲーム頻度は、最多が63.0%で「ほぼ毎日」だった。年代別に見ると、20代以下は60.9%、30代は61.2%、40代は65.6%、50代以上は65.5%。子どもの有無と末子年齢別に見ると、未就学児の子どもを持つ回答者は55.0%、小学生の子どもを持つ回答者は58.9%が「ほぼ毎日」と回答したのに対し、大学・社会人以上の子どもを持つ回答者は74.2%が「ほぼ毎日」と回答した。

 ゲームを利用する場所を聞くと、最多は「自宅」で92.4%だった。2位には、1位の「自宅」と57.7ポイント差で34.7%の「電車やバスなど公共交通機関」がランクインしている。よく遊んでいるゲームの種類は「パズル・パズルアクション・パズルRPG」が62.8%。ほかの回答に大差をつけ、最多の回答を占めた。いまもっとも「ハマっている」ゲームの名前には、「LINE:ディズニー ツムツム」「ポケモンGO」「キャンディークラッシュ」「LINE ポコポコ」「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」「モンスターストライク(モンスト)」などが見られた。

 1日あたりののべ利用時間は「30分以上」が59.2%。スマホやタブレット端末でゲームをする理由を年代別に見ると、「暇つぶし」の割合が最多だったのは20代以下で、「頭の体操」は50代以上が最多だった。ただし、「暇つぶし」はどの年代でも上位にあがっている。子どもの有無と末子年齢別に見ると、中高生の子どもがいる者は「ストレス発散」が45.2%、「かわいいキャラクターに癒やされる」が41.9%と、他の回答者属性よりも高い割合で回答していた。
《佐藤亜希》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top