第8回ロボット大賞、東北大学ら受賞ロボット決定…10/17-19合同展示

 国土交通省や総務省、文部科学省、厚生労働省などが共催する「第8回ロボット大賞」の各省受賞ロボットが決定した。10月17日から21日に東京ビッグサイトで同時開催する「World Robot Summit 2018/Japan Robot Week 2018」の会場内にて、表彰式および合同展示を行う。

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 国土交通省と総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、日本機械工業連合会が共催する「第8回ロボット大賞」の各省受賞ロボットが決定した。10月17日から21日に東京ビッグサイトで同時開催する「World Robot Summit 2018/Japan Robot Week 2018」の会場内にて、表彰式および合同展示を行う。

 「ロボット大賞」は、ロボット技術の発展やロボット活用の拡大を促すことを目的に、特に優れたロボットや部品・ソフトウェア、それらの先進的な活用や研究開発、人材育成の取組みなどを表彰する制度。第8回となる今回は、4月23日から6月29日の募集期間に、全161件の応募が寄せられた。

 国土交通大臣賞に選ばれたのは、東北大学・国際航業・イームズラボ・工学院大学による「ドローンを用いた火山噴火時の土石流予測システム」。ドローンと各種センシング技術を活用し、火山噴火時の立入制限区域内における情報取得と現実に即した土石流発生予測シミュレーションが可能となるシステムを開発した。文部科学大臣賞には、東北大学の「耐切創性式の柔剛切替グリッパ機構『Omni-Gripper』」が、厚生労働大臣賞には、トヨタ自動車と藤田医科大学による脳卒中などによる下肢麻痺者を対象としたリハビリテーション支援ロボット「ウェルウォークWW-1000」が選ばれた。

 第8回ロボット大賞の表彰式および合同展示は、10月17日から21日にかけて東京ビッグサイトにて同時開催される「World Robot Summit 2018/Japan Robot Week 2018」の会場内にて実施。表彰式は10月17日に行われた。合同展示は10月19日まで会場内の「第8回ロボット大賞」ブースにて行われる。

 「World Robot Summit 2018」は、経済産業省とNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が主催するロボットの競技会と展示会の国際大会。同時開催する「Japan Robot Week 2018」は、国内最大級のサービスロボットとロボット関連技術の専門展示会。ともにWebサイトから来場事前登録を行うと入場無料で参加できる。

◆第8回ロボット大賞
【表彰式】
日時:2018年10月17日(水)10:10~11:20
場所:東京ビッグサイト 東6ホール内 メインステージ
入場:来場事前登録で無料
【受賞ロボットの合同展示】
日時:2018年10月17日(水)~19日(金)10:00~17:00
場所:東京ビッグサイト 東6ホール内「第8回ロボット大賞」ブース
入場:来場事前登録で無料
《畑山望》

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