シスコ、東北大・阪大・慶大・国立高専2校とセキュリティ人材育成分野で連携

 シスコシステムズ(シスコ)は2018年10月31日、高度IT人材を育成する産学協働ネットワーク「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT:エンピット)」参加大学および国立高等専門学校と連携し、セキュリティ人材育成に取り組むことを発表した。

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 シスコシステムズ(シスコ)は2018年10月31日、高度IT人材を育成する産学協働ネットワーク「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT:エンピット)」参加大学および国立高等専門学校と連携し、セキュリティ人材育成に取り組むことを発表した。

 この取り組みは、2017年にシスコが創設した「サイバーセキュリティ スカラシップ プログラム」の一環で、同プログラムの基礎コースのCCNA Cyber Operationsコースを、enPiTセキュリティ分野連携校の東北大学、大阪大学、慶應義塾大学、および高知工業高等専門学校、佐世保工業高等学校の国立高等専門学校2校において授業のカリキュラムとして活用するもの。

 「サイバーセキュリティ スカラシップ プログラム」とは、サイバーセキュリティの基礎知識を身につけることを目的としたオンラインによる「入門コース」、今後のキャリア・職務を見据えた知識とスキルを身につけることを目的とした、インストラクターによる研修とハンズオントレーニングによる「基礎コース」、さらに、実践的なセキュリティ対策/解析手法を身につけ、即戦力になる人材を目指し国内外でのインターンシップの機会を提供する「応用コース」から構成される。

 enPiTセキュリティ分野連携校5校に導入されるCCNA Cyber Operationsは、企業のサイバーセキュリティオペレーション業務を遂行するSOC(セキュリティオペレーションセンター)の一員に加わるために最低限必要な、セキュリティイベントのモニタリング、検出、調査、分析、対応などの知識とスキルを認定する資格。今回授業化されるコースでは認定資格取得に向けたトレーニングを行い、シスコでは連携校の学生に学習教材や演習環境を提供すると同時に、教員向けにサイバーセキュリティのインストラクターになるためのトレーニングを実施するという。

 enPiTセキュリティ中核拠点校である東北大学大学院情報科学研究科・教授の曽根 秀昭氏は「文部科学省プログラム、成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)は4分野からなり、セキュリティ分野(enPiT-Security)では、喫緊の課題であるサイバーセキュリティ分野での理解力、高度な知識、実践力を備えた人材育成を大きな目標としています。この度、シスコと連携してカリキュラムを提供することで、enPiT Securityのプログラムの拡充に加え、より実践的な人材の輩出に寄与できるよう産学官連携を更に推進していきます。今後、シスコには日本におけるサイバーセキュリティ人材育成に多いに期待したいと思います」とコメントを寄せている。
《鶴田雅美》

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