英検は従来実施してきた方式に加え、大学入試成績提供システムに認定された「英検CBT」「英検2020 1 day S-CBT」「英検2020 2 days S-Interview」の3つの方式を実施する。3つの新方式は、1回の試験でReading・Listening・Writing・Speakingの4技能すべて受験できる。従来型と新方式は、いずれも同じ英検で、出題内容や難易度、採点基準、合否判定、証明書類はすべて同じ。実施方式のみ異なる。
英検2020 1 day S-CBTは、Reading・Listening・Writingは紙の試験を受験し、Speakingはコンピューターを使った録音式の試験を受験する。4技能すべての試験を1日で受験することができる。対象受験者は高校2年生限定。対象級は準1級~3級の4グレード、2019年11月より毎月実施する。会場は47都道府県(一部、離島を含む)に配置される。
英検2020 2 days S-Interviewは、実施方式は従来型の英検と変わらず、Reading・Listening・Writingは紙の試験を受験し、Speakingは対面式の面接を別日程で受験する。Reading・Listening・Writingの合否を問わず、全員がSpeakingを受験する。ただし、2019年度はひとまず実施しない。
英検CBTと英検2020 1 day S-CBTの検定料は、準1級が9,800円、2級が7,500円、準2級が6,900円、3級が5,800円(いずれも税込)。