NTT西日本、LINEを活用した児童みまもり検証

 西日本電信電話(NTT西日本)は、自治体・学校・家庭が連携した地域ぐるみの児童みまもり情報配信サービスのトライアルを実施する。熊本県南阿蘇村および鹿児島県肝付町の2町村においてサービスの有用性を検証し、2019年度中の商用化をめざす。

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児童みまもり情報配信サービストライアルのおもな機能
  • 児童みまもり情報配信サービストライアルのおもな機能
  • 児童みまもり情報配信サービストライアルの3つの特徴
 西日本電信電話(NTT西日本)は、自治体・学校・家庭が連携した地域ぐるみの児童みまもり情報配信サービスのトライアルを実施する。熊本県南阿蘇村および鹿児島県肝付町の2町村においてサービスの有用性を検証し、2019年度中の商用化をめざす。

 トライアルでは、児童が携行するみまもり端末(GPSおよびビーコン)による位置情報や移動履歴、学校など特定ポイントへの到着と出発、校区や危険区域などの特定エリアの出入などを、保護者がLINEなどを通じて取得する。みまもり端末に使用するネットワークは携帯電話網に加え、省電力・長距離通信が可能なLoRaWANを活用した実証を行う。

 LINEの利用者であれば新たに専用のアプリケーションをダウンロードすることなく、直感的な操作かつプッシュ通知によるタイムリーな情報提供が可能になるという。なお、LINEを利用していない人はメール・Webでの利用が可能。

 また、自治体、学校などと連携し、地域の危険個所情報やハザードマップなどを児童の位置と重ねて表示、行政からの不審者情報、災害情報などの防犯・防災に関わる情報配信を行う。さらに、同一システム上で行政への問合せを対話形式で行えるチャットボットも提供する。今後、安否確認や動線分析などのデータ解析機能も実装予定。

 今回、トライアルを実施するのは、熊本県南阿蘇村と鹿児島県肝付町の2町村。熊本県南阿蘇村ではおもに、「携帯電話網を活用したみまもりサービスとしての信頼性・サービス性」「通学バス位置情報の信頼性・サービス性」「警察からの防犯メール再配信機能のサービス性」を検証にて確認する。対象は、南阿蘇西小学校1・2年生。2018年12月18日から開始され、実施期間は調整中。

 鹿児島県肝付町では、おもに「LoRaWANを活用したみまもりサービスとしての信頼性・サービス性」「みまもり端末(GPSトラッカー/ビーコンタグ)のサービス比較」「ハザードマップ表示のサービス性」「チャットボット機能のサービス性」「警察からの防犯メール再配信機能のサービス性」を検証にて確認する。対象は、高山小学校1・2年生。実施期間は、2019年1月下旬から3月中旬までを予定。

 NTT西日本は、トライアルで得られたノウハウや実証参加者の意見・要望を反映し、児童みまもり情報配信サービスの2019年度中の商用化をめざすとしている。

◆西日本電信電話 児童みまもり情報配信サービストライアル
<熊本県南阿蘇村>
開始時期:2018年12月18日(火)※実施期間は調整中
対象:南阿蘇村立南阿蘇西小学校1・2年生
おもな検証項目:
・携帯電話網を活用したみまもりサービスとしての信頼性・サービス性確認
・通学バス位置情報の信頼性・サービス性確認
・警察からの防犯メール再配信機能のサービス性確認

<鹿児島県肝付町>
実施期間:2019年1月下旬~3月中旬(予定)
対象:肝付町立高山小学校1・2年生
おもな検証項目:
・LoRaWANを活用したみまもりサービスとしての信頼性・サービス性確認
・みまもり端末(GPSトラッカー/ビーコンタグ)のサービス比較
・ハザードマップ表示のサービス性確認
・チャットボット機能のサービス性確認
・警察からの防犯メール再配信機能のサービス性確認
《桑田あや》

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