公教育機関向け、PCユニット内蔵インタラクティブボード

 ハイパーブレインは2019年3月11日、ANSHI JAPANが開発したPC(Windows)ユニットを内蔵したインタラクティブボード「ANSHI Touch」を、公教育機関向けに「ANSHI Touch Education」として発売した。

教育ICT 先生
ANSHI Touch Education
  • ANSHI Touch Education
  • マルチタッチ機能
  • 書き込み・保存自由の参加型授業
  • さまざまなデバイスと自由につなぐことができる
 ハイパーブレインは2019年3月11日、ANSHI JAPANが開発したPC(Windows)ユニットを内蔵したインタラクティブボード「ANSHI Touch」を、公教育機関向けに「ANSHI Touch Education」として発売した。

 文部科学省は2018年、教育のICT化に向けた環境整備5か年計画(2018年~2022年度)を発表した。計画では、普通教室・特別教室における大型提示装置の100%整備が目標として掲げられている。

 「ANSHI Touch Education」は、学校におけるICT活用を推進するために必要な機能を装備したインタラクティブボード。教室への設置にあたり、さまざまな配慮が施されている。

 ディスプレイには、4K対応の高解像度ディスプレイを採用。デジタル教科書や教材として使用される高画質の写真も鮮明に表示させることができる。また、外光の映り込み軽減や強化ガラス(モース硬度レベル7)を採用しているので、学校でも安心・安全に使用できる。

 インタラクティブボードにはPC(Windows)ユニットが内蔵されており、必要なケーブルは電源ケーブルのみ。子どもたちがケーブルに足や腕などを引っ掛けてしまうリスクも抑えられる。さらに、プロジェクターのような焦点合わせや、外付けPCとの接続も不要。電源ボタンを入れるだけですぐに使用できる。

 マルチプラットフォーム対応で、VGAやHDMI、ディスプレイボードなど、さまざまな入出力インターフェースを配置。タブレット端末(iPad、Android、Windowsなど)やChromebookなど、従来のツールを今までどおり使えるだけでなく、接続する機器の選択の幅も広がる。

 標準インストールされているホワイトボードソフト「NOTE」は、マルチタッチ機能により最大20点まで同時に書き込むことができる。シングルタッチの電子黒板に比べて、複数人で同時に書き込めるので充実した授業を展開できる。

 製品カタログはWebサイトでダウンロードできる。問合せもWebサイトより受け付けている。
《外岡紘代》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top