埼玉県、富士通RPAツールを本導入…生徒マスター集計など15業務

 埼玉県は新技術の導入による県庁のスマート化推進の一環として、2019年度より県庁の15業務を対象に富士通のRPAツール「FUJITSU Software Interdevelop Axelute」を本導入すると発表した。検証では年間2,257時間の削減効果を見込んでいるという。

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富士通 Axelute(アクセリュート)
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 埼玉県は新技術の導入による県庁のスマート化推進の一環として、2019年度より県庁の15業務を対象に富士通のRPAツール「FUJITSU Software Interdevelop Axelute(インターディベロップ アクセリュート)」を本導入すると発表した。検証では年間2,257時間の削減効果を見込んでいるという。

 埼玉県は、職員の質の高い働き方を追求するため、AIやRPA(Robotic Process Automation:事務処理の自動化)などの最新技術を活用した県庁のスマート化を強力に推進している。その重点施策の1つであるRPA導入・活用支援業務について、富士通のRPAツール「FUJITSU Software Interdevelop Axelute」を導入した。

 2018年度は県庁の15業務でRPAを導入し検証を実施。総務事務センターにおける賞与等に相当する勤勉手当の除算期間計算業務や、教育局財務課における県立高校の生徒マスターの集計業務などについて有効性を検証。結果、作業時間を最大92%削減できるとともに、15業務で年間2,257時間の削減効果が見込まれるという。

 この結果から、2019年度はRPAを本格的に運用させることを決定。さらに、AIを搭載したOCR(Optical Character Reader:手書きや印刷された文字をテキストデータに変換する技術)を新たに導入し紙資料を電子化することで、RPAによる自動化が可能となる範囲の拡大を図る。

 RPAを適用し自動化するおもな業務は、複数のシステムで管理する職員の育休や休職、休暇などのデータを統合し、勤勉手当の算定に必要となる除算期間などを算出する「勤勉手当の除算期間計算業務」や、通勤手当を支給するにあたり申請された経路がWebなどで検索した最短経路と合致するか確認する「通勤手当確認業務」、県立高校から送付された「生徒マスタ―」などのファイルを文書管理システムで収受し、ファイルの集計・報告を行う「生徒マスタ―の集計業務」など。

 埼玉県では15業務について確実な運用を図って行くとともに、RPAをはじめとした新技術の導入により、職員が政策立案などに従事する時間を創出することで県民サービスのさらなる向上を目指すとしている。
《畑山望》

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