AIによる国試出題予測「未来問」、5/19の司法予備試験に先駆け無料提供

 難関法律資格に特化したオンライン学習サービス「資格スクエア」を運営するサイトビジットは2019年4月29日より、5月19日に実施される司法試験予備試験短答式試験に向け、AIによる試験問題出題予測サービス「未来問(みらいもん)」をWebサイトにて無料提供する。

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AIによる予備試験短答式試験出題予測「未来問」
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 難関法律資格に特化したオンライン学習サービス「資格スクエア」を運営するサイトビジットは2019年4月29日より、5月19日に実施される司法試験予備試験短答式試験に向け、AIによる試験問題出題予測サービス「未来問(みらいもん)」をWebサイトにて無料提供する。

 「未来問」は、サイトビジットとAI TOKYO LABが提携し開発したサービスで、2018年10月に2,600名が受験、78%の的中率を記録した宅建士試験「未来問」に続く第2弾。直近5年分の過去問題と資格スクエアの予備試験講座テキスト(3,500P分)、資格スクエア論証集のデータ、Wikipediaの法律用語(344P分)を教師データとし、文章分類エンジンによって128カテゴリーに分類。その後、毎年度の出題傾向を学習した出題傾向予測エンジンを用いて、2019年度の司法試験予備試験短答式試験の出題問題95問を予測する。

 5月19日の試験本番に先駆け、4月29日午前10時より資格スクエアWebサイトにて無料提供を開始する。さらに、試験翌日の5月20日には実際の試験問題と未来問を照らし合わせ、的中率を開示する。出題カテゴリー的中率は60%超えを見込んでおり、これは司法試験予備試験短答式試験の合格基準と同水準であるという。

 2018年10月の宅建士「未来問」利用者へ試験後にアンケート調査を行ったところ、全体の61.7%が試験合格、また全体の62.1%が未来問は自身の合否に影響したと回答。さらに、「何年も出題されていなかったマニアックな問題が本番に出た時は試験会場で声が出そうになりました」「過去問に依拠するものであったため本当の自分の実力を測ることができました」などの声も寄せられている。

 なお、2019年はほかにも8月の社労士試験、10月の宅建士試験などに向けた未来問も提供予定。またセンター試験での未来問開発も視野に入れているという。
《桑田あや》

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