【インフルエンザ18-19】川崎市で3度目の流行入り

 神奈川県川崎市は、2019年5月13日から19日のインフルエンザの定点当たり報告数が1.49となり、今シーズン3度目の流行期に入ったと発表した。全国的には37都道府県で前週の報告数より増加がみられた。

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川崎市のインフルエンザ発生状況(2019年5月13日~19日)
  • 川崎市のインフルエンザ発生状況(2019年5月13日~19日)
  • インフルエンザ定点当たり報告数推移
  • インフルエンザ様疾患発生報告における施設数の推移
 神奈川県川崎市は、2019年5月13日から19日のインフルエンザの定点当たり報告数が1.49となり、今シーズン3度目の流行期に入ったと発表した。全国的には37都道府県で前週の報告数より増加がみられた。

 インフルエンザは、発生動向把握のため、全国約5,000か所の医療機関から、患者数が毎週報告されている。厚生労働省によると、インフルエンザの定点あたり報告数は、2019年第20週(5月13日から5月19日まで)が0.92となり、前週(0.74)より増加した。都道府県別にみると、沖縄県(4.45)、福島県(2.80)、岩手県(1.77)、山形県(1.65)、長野県(1.52)、鳥取県(1.52)、石川県(1.42)、愛知県(1.42)の順に多い。37都道府県で前週の報告数より増加したが、10県で減少した。

 全国の保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校の休業施設数は、休校が3施設、学年閉鎖が27施設、学級閉鎖が101施設。いずれも2週前の第18週には0だったが、第20週に入って急増した。

 川崎市はインフルエンザの定点当たり報告数が1.49となり、流行開始の目安である定点当たり1.00人を超えたため、今シーズン3度目の流行期に入ったと発表した。B型インフルエンザによる学級閉鎖が市内の小学校、中学校から報告されている。
《工藤めぐみ》

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