人事院は2019年6月25日、国家公務員採用総合職試験の合格者を発表した。もっとも多く合格者を出した大学は「東京大学」で307人。合格者を100人以上出した大学は東京大学と京都大学の2校だった。 2019年度の国家公務員採用総合職試験の合格者数は、院卒者試験が653人、大卒程度試験が1,145人、合計1,798人。倍率は院卒者試験が2.8倍、大卒程度試験が13.5倍、平均9.6倍。 女性の合格者数は、院卒者試験が184人、大卒程度試験が383人、合計567人。女性の合格者割合は、全体の合格者数の31.5%で過去最高となった。 出身学校別合格者数は、国立大学1,274人(70.9%)、公立大学50人(2.8%)、私立大学468人(26.0%)、そのほか外国の大学など6人(0.3%)。合格者の出身学校数は、全体で130校だった。 合格者をもっとも多く出したのは「東京大学」307人、ついで「京都大学」126人、「早稲田大学」97人、「北海道大学」81人、「東北大学」「慶應義塾大学」各75人。10人以上の合格者を出した大学は33校にのぼる。◆2019年度 国家公務員採用総合職試験・出身大学別合格者数(上位10位)1位「東京大学」307人2位「京都大学」126人3位「早稲田大学」97人4位「北海道大学」81人5位「東北大学」「慶應義塾大学」各75人7位「九州大学」66人8位「中央大学」59人9位「大阪大学」58人10位「岡山大学」55人