情報オリンピック、日本代表選考会の参加者募集

 情報オリンピック日本委員会は2019年7月1日、高校2年生以下対象のプログラミングコンテスト「第19回日本情報オリンピック」の参加申込受付を開始した。最終締切は11月14日。成績優秀者は「国際情報オリンピック」シンガポール大会へ派遣される。

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 情報オリンピック日本委員会は2019年7月1日、高校2年生以下対象のプログラミングコンテスト「第19回日本情報オリンピック」の参加申込受付を開始した。最終締切は11月14日。成績優秀者は「国際情報オリンピック」シンガポール大会へ派遣される。

 日本情報オリンピック(JOI:Japanese Olympiad in Informatics)は、高校2年生までの競技プログラマー日本一を決める大会。予選・本選・日本代表最終選考競技を行い、参加者は与えられた課題を解決するアルゴリズムを考えてプログラムを作成する。高校生レベルまでの数学とプログラミングの知識が必要とされる。

 2019年度より予選を2段階化し、一次予選を3回実施する。それにともない、受付期間が3つに分かれている。募集期間は、1回目が7月1日正午から9月19日、2回目が9月23日正午から10月24日、3回目が10月28日正午から11月14日。一度参加登録すればそれ以後のすべての一次予選に参加できる。参加は無料。

 応募資格は、2020年2月9日の第19回日本情報オリンピック本選競技実施時点で、高等学校や高等専門学校、中等教育学校、中学校、義務教育学校、小学校、特別支援学校に在学し、学年が高等学校2年以下。かつ、生年月日が2000年4月2日以降であること。

 予選(一次予選・二次予選)は、オンライン競技で、自宅や在学校のコンピューター教室などで1人1台のPCを使用してプログラムを作成し、プログラムソースをWebサイトから提出する。使用できるプログラミング言語などの詳細は、Webサイト掲載の予選競技規則で確認できる。

 12月8日の二次予選、2020年2月8日・9日の本選、3月19日から3月25日の春季トレーニング合宿を経て、競技結果により第32回「国際情報オリンピック」シンガポール大会へ派遣される日本代表選手4名が選ばれる。国際情報オリンピック(IOI:International Olympiad in Informatics)では、世界の約80の国・地域から高等学校3年に相当する学年以下の生徒たちが集まり、数理情報科学の能力を競う。

◆第19回日本情報オリンピック
参加申込受付期間:
【1回目】2019年7月1日(月)12:00~9月19日(木)24:00
【2回目】2019年9月23日(月)12:00~10月24日(木)24:00
【3回目】2019年10月28日(月)12:00~11月14日(木)24:00
一次予選の日程:
【第1回】2019年9月21日(土)14:00~15:40
【第2回】2019年10月27日(日)14:00~15:40
【第3回】2019年11月16日(土)14:00~15:40
応募資格:次の2つの条件を満たす人
・2020年2月9日(日)の第19回日本情報オリンピック本選競技実施時点で、高等学校、高等専門学校、中等教育学校、中学校、義務教育学校、小学校、特別支援学校に在学し、学年が高等学校2年以下(中等教育学校や高等専門学校などの在校生は高等学校2年に相当する学年以下)であること。なお、日本国内において学校以外の初等・中等教育機関に所属している人および日本国外の初等・中等教育機関に所属している日本国籍を有する人は個別に相談
・生年月日が2000年4月2日以降であること
参加費:無料
申込方法:Webサイトより申し込む
《工藤めぐみ》

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