【大学受験2019】神奈川県進路状況…大学等進学者2万3,313人

 神奈川県教育委員会は2019年8月23日、平成30年度(2018年度)「公立高等学校等卒業者の進路の状況」を公表した。全日制課程の卒業者数4万2,141人のうち、大学等進学者数は2万3,313人、就職者数(就職のみ)は4,449人だった。

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大学等進学率・就職率の推移(全日制)【昭和48年度~平成30年度】
  • 大学等進学率・就職率の推移(全日制)【昭和48年度~平成30年度】
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  • 平成30年度公立高等学校等卒業者の進路の状況
 神奈川県教育委員会は2019年8月23日、平成30年度(2018年度)「公立高等学校等卒業者の進路の状況」を公表した。全日制課程の卒業者数4万2,141人のうち、大学等進学者数は2万3,313人、就職者数(就職のみ)は4,449人だった。

 「公立高等学校等卒業者の進路の状況」は、神奈川県が実施する「公立高等学校等生徒の異動および進路に関する調査」と文部科学省が実施する「学校基本調査」の調査結果をもとに、県内の公立高等学校、中等教育学校後期課程、特別支援学校高等部を平成31年(2019年)3月に卒業した者の進路状況をまとめたもの。

 集計対象は、県内公立高等学校(全日制)153校、同(定時制)28校、県内公立中等教育学校後期課程2校、県内公立特別支援学校高等部44校。調査期日は5月1日。

 全日制課程の卒業者総数は前年度(2017年度)比81人増の4万2,141人。そのうち、大学等進学者数は前年度比390人減の2万3,313人で構成比は55.3%、就職者数(就職のみ)は前年度比98人増の4,449人で構成比は10.6%だった。調査を開始した昭和48年度(1973年度)からの推移をみると、大学等進学率はもっとも低かった平成元・2年度の24.5%から30.8ポイント増、就職率(就職のみ)はもっとも高かった昭和48年度の27.8%から17.2ポイント減となっている。

 大学等進学者の内訳は大学(学部)が前年度比221人減の2万1,459人(構成比50.9%)、短期大学(本科)は前年度比176人減の1,800人(構成比4.3%)。大学等進学準備中の者は、前年度比20人減の4,058人で構成比は9.6%。

 学科別進路状況をみると、大学等進学者は普通科が60.5%、専門学科が31.6%、総合学科が42.0%、就職者(就職のみ)は普通科が6.0%、専門学科が37.2%、総合学科が12.2%だった。

 すべての集計結果(概要と統計表)は、神奈川県Webサイトにて閲覧できる。
《桑田あや》

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