まもなく必修化、プログラミングに挑戦してわかるアイケアの大切さ

 ベンキューの目に優しいモニター「GW2480T」の魅力を、Tech Kids SchoolのScratchプログラミング体験を通じて体感し、目の健康の正しい知識とアイケアの大切さを考えるイベントのようすをレポート。子どもの目を守る機能が搭載されているアイケアモニターのメリットとは。

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イベント「我が子の目を守るマイファーストモニター『GW2480T』親子体験会~プログラミングに挑戦してわかるアイケアの大切さ~」をベンキュージャパンとリセマムが共同開催
  • イベント「我が子の目を守るマイファーストモニター『GW2480T』親子体験会~プログラミングに挑戦してわかるアイケアの大切さ~」をベンキュージャパンとリセマムが共同開催
  • 会場となったのはプログラミングスクール「Tech Kids School」渋谷校
  • アイケアモニターには「子どもの目の健康を守る」機能が搭載されている
  • 今回のイベントでは、アイケアモニター「GW2480T」を使ってプログラミングを行う
  • 先生が手にしているのがブルーライトの光。「電灯の何倍も強い」明るさだ
  • 「ブルーライトカットのモニターを使うことは、目を守るために有効」と綾木先生
  • プログラミングが初めての子どもにも、筋道立ててわかりやすく説明してくれる
  • わからないことがあっても、メンターのお兄さんが丁寧に教えてくれる
 2019年8月29日、小学3年生から6年生とその保護者を対象に「我が子の目を守るマイファーストモニター『GW2480T』親子体験会~プログラミングに挑戦してわかるアイケアの大切さ~」を、ベンキュージャパンとリセマムが共同開催した。

 タブレットやパソコンを利用した教材や、プログラミング学習など、ICT機器を用いた教育は浸透し、教育現場にどんどん取り入れられている。2020年プログラミング教育必修化を機に、学校での1人1台情報端末は当たり前という環境整備が進みつつある現代の小学生。そんな中で保護者の気がかりとなるのは、姿勢や目への影響だ。

 ベンキューのアイケアモニター「GW2480T」の魅力を、Tech Kids Schoolが提供するScratch(スクラッチ)プログラミング学習体験を通じて体感し、目の健康の正しい知識とアイケアの大切さを考えるイベントのようすをレポートする。

会場となったのはプログラミングスクール「Tech Kids School」渋谷校会場となったのはプログラミングスクール「Tech Kids School」渋谷校

子どもの健康を守る、外付けモニターのメリットとは



 イベントは、ベンキュー ジャパンのアイケアモニター「GW2480T」の紹介からスタート。「GW2480T」は、長年アイケア技術の開発に注力し、世界初のフリッカーフリーモニターを開発したブランドであるベンキュー ジャパンが、初めて子どもの目の健康にフォーカスして作った新製品。パソコンといえば「デスクトップ」を思い浮かべるのはひと昔の話で、現代の子どもたちにとって、パソコンとは「ノート型」が主流だという。ベンキュージャパンの趙さんより、ノートパソコンなどのデジタル機器にモニターを付けるメリットについて、次のようなお話があった。

アイケアモニターには「子どもの目の健康を守る」機能が搭載されているアイケアモニターには「子どもの目の健康を守る」機能が搭載されている

アイケアモニター「GW2480T」のメリット



1.最適な視聴距離を保ちやすい大画面
 通常のノートパソコンが13インチ程度なのに比べ、アイケアモニターは23.8インチの大画面。画面が大きいため、厚生労働省が推奨する目とモニターの間の距離60~70cmが自然と保たれる。

2.正しい姿勢を保ちやすい
 子どもの身長に合わせて、モニターの高さが調節可能なので、パソコンに向かう目線や首の位置、背筋などが適切な姿勢に保たれる。上下左右の角度はもちろん、90度回転するので縦方向でも利用可能。縦型のポスターなどを作る際にも便利。

3.ブルーライト軽減モード搭載で目が疲れにくい
 プログラミングなどのデジタル学習をしていると、ついのめり込んで長時間の作業になりがち。ブルーライトを除去することで、目の疲労緩和に役立ち、学習効率が向上する。さらに、目に見えないフリッカー(画面のちらつき)も抑えられている。

 また、周りの光の明るさによって、自動的にモニターの輝度を調整してくれる機能も。昼間は明るく、夜は暗く、それぞれ最適なモニターの明るさで学習に取組める。日ごろから、子どもに最適な学習環境を与えたいと考えている保護者たちは皆、熱心に説明に聞き入っていた。

今回のイベントでは、アイケアモニター「GW2480T」を使ってプログラミングを行う今回のイベントでは、アイケアモニター「GW2480T」を使ってプログラミングを行う

目と脳に影響する「ブルーライト」について知る



 続いて行われたのが、ブルーライト研究の第一人者である眼科医の綾木雅彦先生(慶應義塾大学医学部眼科 特任准教授・おおたけ眼科つきみ野医院 院長)による「お子さまの目と健康を守るアイケア教室」。「ブルーライト」という子どもたちにとっては聞き慣れない言葉について、スライドを使ってわかりやすく説明してくれた。

 「ブルーライトは太陽の光の中にもあること、朝や昼間であることを脳に知らせてくれる必要な光であること。ただ、パソコンやスマホなどから発せられるブルーライトを、夜にたくさん見てしまうと、脳が昼と夜の区別ができなくなって、眠れなくなってしまうなどの悪影響がある」とのお話に、真剣に耳を傾ける子どもたち。先生から子どもたちへのメッセージとして、

・夜はなるべく使わない
・特に寝る2時間前はNG
・使う時間を親子で決めておく
・ブルーライトを減らせるモニター、メガネ、フィルムを使う


といった具体的な提案があった。これらの約束を守ったうえで、モニターを使うときの注意点として「画面との適正な距離」「正しい姿勢」「休憩」「まばたき」があげられるという。 

 また、先生がかつて働いていたアメリカのボストンなどでは「20-20-20ルール」という、20分ごとに20フィート(約6m)先にある、コンピューター以外のものを20秒間見るというルールが浸透しているという。海外事情もとても参考になるお話だった。

先生が手にしているのがブルーライトの光。「電灯の何倍も強い」明るさだ先生が手にしているのがブルーライトの光。「電灯の何倍も強い」明るさだ

「ブルーライトカットのモニターを使うことは、目を守るために有効」と綾木先生「ブルーライトカットのモニターを使うことは、目を守るために有効」と綾木先生

スクラッチを使ったゲーム作りにチャレンジ!



 目の前に設置されたアイケアモニターについて理解を深めたところで、お待ちかねのプログラミング体験がスタート。Tech Kids Schoolの愛称「クワ」さんが壇上に立ち、スクラッチによるゲーム作りをナビゲートする。最初は「基本編」として、「ネコのキャラクターにぶつからずに、マウス操作でカニをヒトデまで移動させる」ゲーム作りにチャレンジ。

 中央のスクリーンを参考に、コンピューターにどういう指示をすれば、「キャラクターが動く」「向きを変える」「音を出す」「続ける」のか、ひとつひとつ順を追った説明を聞きながら進めていく。「動き」「制御」などの基本的なブロックプログラミングについてすぐに理解し、「次は自分でやってみよう」の声に、スイスイ作業を進める子どもたちの理解スピードには目を見張るものがあった。

 思いどおりのプログラムを組むには、「もし~○○なら」という条件を設定するのが重要なこと、コンピューターはずっと同じ動きをくり返すことが得意、といったプログラミングの基本的な考え方についても教えてもらいながら、40分ほどかけて基本のゲームが完成。「そろそろ休憩~!」という声がかかっても席から動こうとしないほど、夢中でプログラミングに取組んでいたのが印象的だった。

プログラミングが初めての子どもにも、筋道立ててわかりやすく説明してくれるプログラミングが初めての子どもにも、筋道立ててわかりやすく説明してくれる

「動いた!できた!」という達成感で自然と笑顔に。モニターについて聞いてみると、「大きな画面だと必然的に目線が離れる。大きいほうがやりやすい!」と答えてくれた「動いた!できた!」という達成感で自然と笑顔に。モニターについて聞いてみると、「大きな画面だと必然的に目線が離れる。大きいほうがやりやすい!」と答えてくれた

わからないことがあっても、メンターのお兄さんが丁寧に教えてくれるわからないことがあっても、メンターのお兄さんが丁寧に教えてくれる

アイケアモニターと通常のモニターを比較



 休憩をはさみ、作ったゲームを作り変えてもらうカスタム編に挑む。キャラクターを変えたり、動きを変えたり、背景を変えたり…覚えたばかりのブロックプログラミングを自由自在に使いこなす子どもたち。思い思いに、オリジナリティに溢れたゲーム作りを楽しんでいた。また、基本編からカスタム編へ移行するタイミングで、アイケアモニターとノートパソコンの使用者を交代することに。両方を使うことで「どちらの画面が見やすく、作業しやすいか」子どもたちに身をもって体感してもらった。

目と画面の距離を測る綾木先生。ノートパソコンでの作業の場合、その距離は25cmと若干近め目と画面の距離を測る綾木先生。ノートパソコンでの作業の場合、その距離は25cmと若干近め

アイケアモニターを使用中。厚生労働省が推奨する、60cmが無理なく保たれているのが一目瞭然だアイケアモニターを使用中。厚生労働省が推奨する、60cmが無理なく保たれているのが一目瞭然だ

続いて、モニターの輝度を測定。アイケアモニターは蛍光灯下での作業に最適な約120ルクス程度に自動調光されている続いて、モニターの輝度を測定。アイケアモニターは蛍光灯下での作業に最適な約120ルクス程度に自動調光されている

目の健康について相談できる座談会を開催



 子どもたちがゲーム作りに熱中する傍らでは、綾木先生による「目の健康に関する心配ごと」を聞く保護者座談会が同時開催された。

 「タブレットやスマートフォンを、ものすごく近い位置で見ているのが心配。学校の黒板も、本人は見えると言っているにもかかわらず、視力を測ってみたら0.6から0.2に落ちていた」との悩みに、我が子にも心当たりがあると共感する保護者たち。

 綾木先生によると「子どもの目のレンズと筋肉はやわらかいため、目からの距離が20cmほどでもピントを合わせてしまいます。これほどの近距離でも大人ほど疲れないと思いますが、目と脳には負担がかかっています。子どもは目や頭が痛くなっても、ブルーライトが原因なのか、近づき過ぎが原因なのかわからない。心身に異変が起こっているという意識のないまま、20才くらいになってから不眠症や体調不良などの影響がでてくることもあります」という。子どもは「自覚がないから怖い」ということを強調していた。

 「黒板の字については、学校保健法で0.7程度の視力でも見えるように定められています。席順も関係すると思いますが、見えたり見えなかったりを繰り返す『仮性近視』という不安定な視力の状態の子どもも多くいます。長時間ゲームをしたり、本を近づけて読み過ぎたりすることで近くを見ようとする目の筋肉が縮んだ状態が続き、一時的に遠くが見えにくくなることが一因です。親御さんではなかなか判断しづらいので、気になったら検査の専門技師のいる眼科で視力を測ることをお勧めします」とのアドバイスをいただいた。

「子どもの目は大人よりも、光の感受性が強いから要注意」と綾木先生。専門の検査技師(視能訓練士)がいる眼科を受診することも大切だという「子どもの目は大人よりも、光の感受性が強いから要注意」と綾木先生。専門の検査技師(視能訓練士)がいる眼科を受診することも大切だという

昔と今ではツールが違うことを親は認識して



 「自分自身も、子どものころから暗いところで本を読むと目が悪くなると言われてきました。やはり勉強や読書、パソコン作業も明るい場所のほうがいいのでしょうか?」との質問には、「確かに昔から言われているとおり、暗いところで文字を読んだり作業したりすると、瞳が広がってピントが合いづらくなり、目も脳も疲れやすくなります。ただ、昔は“紙”がすべてだったので、文字が見えないような暗い場所ではそもそも作業ができなかった。ただ、今は文字(画面)が光る。それが問題です。テレビはある程度、画面からの距離があるから心配いりませんが、携帯機器は子どもがこっそりやっていてもわからないですから、親は気を付けてあげないといけませんね。暗がりでスクリーンを見ることが長期的に続くと、視力の低下はもちろん、成績の低下、睡眠不足や情緒不安定など、さまざまな問題につながってしまいます」と綾木先生は家庭での環境づくりで注意したい点を伝えた。 

保護者同士、目の健康についての悩みを共有し、先生に相談できる貴重な場保護者同士、目の健康についての悩みを共有し、先生に相談できる貴重な場

我が子が作ったゲーム作品を鑑賞!



 座談会の後は、それぞれ我が子が作ったゲーム作品を鑑賞。「こうするとキャラクターが大きくなるんだよ」「回転する動きを追加したかったから工夫した」「背景を変えてみた」などなど、一生懸命作った自分の作品の説明をする子どもたち。作ったゲームの開発データは後日、保護者の元に届くので、続きは家庭で楽しむことができるのも嬉しい。

一生懸命作った作品をお母様に披露。「よくできたね」の言葉が自信になる一生懸命作った作品をお母様に披露。「よくできたね」の言葉が自信になる

我が子の作品に笑顔我が子の作品に笑顔

自分のアイデアが形になると嬉しい自分のアイデアが形になると嬉しい

もっとこうしたい、とアイデアも出てくるもっとこうしたい、とアイデアも出てくる

キャラクターを変えたり、動き方を変えたり。それぞれの個性が出るキャラクターを変えたり、動き方を変えたり。それぞれの個性が出る

プログラミングを楽しむ2つの約束事



 最後に、Tech Kids Schoolのクワさんから子どもたちに「プログラミングをするうえで守ってほしいこと」についてお話があった。ひとつ目は、「人が嫌がることをしない」こと。「人が書いた絵や作ったものを勝手に使わない。インターネット上にある画像や音楽なども、作った人の許可をもらわずに自分のゲームなどに使用するのはダメ。それから、本人がいいよ、と言っていないのに人の写真を使ってはいけません」。2つ目は、「見た人が嫌な気持ちになったり、誰かをバカにしたりするようなゲームを作らない」こと。

 これからますます、デジタル機器やネットとの関わりが密になるであろう時代の子どもたちに、大切なメッセージを伝えてくれた。

プログラミングが初めての子どもにも、筋道立ててわかりやすく説明してくれる「著作権」に「肖像権」。難しいが、これからの世代にとって大切なこと

体験後の参加者の声



真剣に話を聞く我が子の姿が印象的でした(MJさん、MNくん親子/小学5年生)



 海外にお住まいで、2か月間の夏休みの間に参加したというMさん親子。「目の健康について、お医者様の話を聞く機会があまりなかったので、あらためて子どもの目線や姿勢について意識するきっかけになった」とお母様。パソコンやロボット作りをやってみたかったというMNくんは「好きなようにゲームを作ったことが楽しかった。日本語の意味がわからなかったらどうしようかと思ったけれど、ひらがなも多くて、キャラクターの動かし方も目で見てわかりやすかった。次はもっと難しいプログラミングにチャレンジしたい!」と意欲的だった。

「この秋から進学する学校では、本格的にプログラミングを習う予定です」「この秋から進学する学校では、本格的にプログラミングを習う予定です」

デジタル機器と上手に付き合っていってほしい(Fさん、Rちゃん親子/小学3年生)



 「僕が小さいころは『テレビばかり見てるとバカになるよ』と言われたもの。それと似た考えで、ほとんど娘にスマホも触らせていません。ただ、これからの子どもたちはデジタル機器やネットと切っても切れない世代。大人になっても上手に使いこなせるように、ITリテラシーを高めていってほしい」とはお父様のFさん。Rちゃんは、「ネコのキャラクターがかわいかった。背景を自由に変えてよかったから、工夫して海にしたの。ノートパソコンよりも、大きなモニターのほうが見やすかった」と、はにかみながら話してくれた。

お父様と一緒に夏休みのひと時を過ごしたRちゃん。「プログラミングは楽しい!」お父様と一緒に夏休みのひと時を過ごしたRちゃん。「プログラミングは楽しい!」

モニター使用中の姿勢のよさに驚き!(Yさん、Sくんお親子/小学3年生)



 「日ごろから息子の姿勢の悪さが気になっている」というYさん。「アイケアモニターを使っていると、目線の位置がその子どもに合っているからか、画面に集中しながらも背筋がしゃきっと伸びていたのが印象的でした。体の大きい6年生は高く、小さい子には低めにと簡単に調整できるのがいいですね。『姿勢ちゃんとして!』と口うるさく注意して険悪なムードにならないためにも(苦笑)、外付けモニターの導入を検討してみたいと思いました」と、本日初めて目にしたアイケアモニターに期待する声も。一方、Sくんからは、「教えてもらったとおりにプログラミングをすると、そのとおりにキャラクターが動くのがおもしろかった。間違えると変な動きになってしまうけど、それもまたおもしろかったし、どうして間違えたのかなと自然と考えることができた。大きいモニターが家にもあったらいいな」との感想を話してくれた。

その日の夜、寝室でスマートフォンを見ていたお父様に「ブルーライト浴びてるよ!」と忠告したそうだその日の夜、寝室でスマートフォンを見ていたお父様に「ブルーライト浴びてるよ!」と忠告したそう

 プログラミングを体験した小学生はもちろん、参加した保護者にとってもアイケアの大切さについて実感したイベントだったようだ。プログラミング教育必修化を2020年に控え、子どもたちがデジタル機器を利用する機会は増加し、ブルーライトの影響がますます懸念される。モニターの導入、適切な環境下での使用など、「子どもの目を守る」ために、親ができることを改めて提示される機会となった。

BenQ「23.8インチ Full HD アイケアモニター GW2480T」


価格:オープン価格
<おもな特徴>
・IPSパネルによる広視野角
・フリッカーフリー、ブルーライト軽減機能搭載
・カラーユニバーサルモード、高さ調節/ピボット機能搭載
《吉野清美》

吉野清美

出版社、編集プロダクション勤務を経て、子育てとの両立を目指しフリーに。リセマムほかペット雑誌、不動産会報誌など幅広いジャンルで執筆中。受験や育児を通じて得る経験を記事に還元している。

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