若者が動画を視聴するタイミング1位は休憩中、2位は?

 中高生・大学生が動画を視聴するタイミングの1位は「休憩中」、2位は「就寝前」であることが、TesTee(テスティー)が発表した調査結果より明らかになった。日常的に動画を視聴しているのは、中高生男子99.1%・女子98.3%、大学生男子95.3%・女子97.4%。

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動画を視聴するタイミング
  • 動画を視聴するタイミング
  • 若年層がよく見ている動画
  • YouTubeから影響を受け実行したことがある消費行動
 中高生・大学生が動画を視聴するタイミングの1位は「休憩中」、2位は「就寝前」であることが、TesTee(テスティー)が発表した調査結果より明らかになった。日常的に動画を視聴しているのは、中高生男子99.1%・女子98.3%、大学生男子95.3%・女子97.4%。

 調査は、若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab.」が実施したもの。中高生男子287人・女子305人、大学生男子231人・女子253人、計1,076人より回答を得た。調査期間は2019年9月2日・3日。

 日常的に動画を視聴しているのは、中高生男子99.1%・女子98.3%、大学生男子95.3%・女子97.4%。日常的に視聴するメディアは性年代問わず「YouTube」が最多だった。YouTubeを毎日視聴しているのは、中高生男子76.7%・女子58.4%、大学生男子68.5%・女子54.5%。女性よりも男性の視聴頻度が高く、年齢層が下がれば下がるほど視聴頻度が高くなる傾向にあった。

 動画を視聴するタイミングは、各年代とも1位「休憩中」、2位「就寝前」だった。3位は、中高生が「移動中」、大学生が「食事中」であった。視聴する動画ジャンルは、男子が「ゲーム実況」55.5%、「やってみた系」45.8%、「歌ってみた・踊ってみた系」26.6%。女子が「美容・ファッション系」46.7%、「やってみた系」43.0%、「歌ってみた・踊ってみた系」33.3%の順に多かった。

 動画を視聴する理由は、男子が「面白いから」82.3%、「興味があるから」41.8%、「暇つぶしをしたいから」32.1%。女子が「面白いから」76.0%、「興味があるから」43.5%、「参考にしたいから」25.3%。また、「その動画を出しているYouTuberが好きだから」という回答も全体の25.0%を占めている。

 YouTuberに対するイメージは、「自分の好きなことをして楽しく生きている(16歳・中高生女子)」「楽して稼いでいる(20歳・大学生男子)」「楽していると思われがちだけど、しっかり信念を持ってやっている人もいる(16歳・中高生女子)」などの意見があった。

 YouTubeから影響を受け消費行動を実行したことがあるかを聞いたところ、「実行したことがある」は中高生男子69.8%・女子62.9%、大学生男子59.0%・女子54.5%。男子は「動画で紹介されたゲーム・アプリなどのサービス開始」、女子は「動画で紹介していた商品を購入」がもっとも多かった。

 YouTube関係のものにお金を使った経験があるかを聞いたところ、「ある」と回答したのは中高生14.9%、大学生13.5%。性年代別の平均使用額は、中高生男子1,774円・女子1,718円、大学生男子1,897円・女子2,115円だった。具体的な使い道は、「グッズの購入。YouTuberが出演するイベントへの参加(18歳・中高生男子)」「コラボカフェとユーフェスミュージアム(18歳・大学生女子)」などであった。
《外岡紘代》

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