数学検定、小4が大学レベル「1級」合格…最年少記録更新

 日本数学検定協会は2019年12月10日、大学・一般程度レベルである「実用数学技能検定(数学検定・算数検定)」の1級に兵庫県在住の小学4年生の9歳が最年少で合格したと発表した。

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実用数学技能検定 個人受検のようす
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 日本数学検定協会は2019年12月10日、大学・一般程度レベルである「実用数学技能検定(数学検定・算数検定)」の1級に兵庫県在住の小学4年生の9歳が最年少で合格したと発表した。

 日本数学検定協会は2019年10月27日に第344回実用数学技能検定(数学検定・算数検定)を実施した。個人受検では志願者数が2万1,044人、受検者数が1万9,647人、このうち494人が1級に挑戦し71人が合格した。

 数学検定1級のレベルは大学程度・一般で、年間合格率(2018年度)5.7%の難関。1次の計算技能検定は出題数7問、検定時間60分。2次の数理技能検定は出題数4問(うち必須2問、選択2問)、検定時間120分。多変数関数などの解析分野、行列や線形変換などを含む線形代数、相関係数や回帰分析を扱う確率統計、アルゴリズムの基礎など、検定内容は広範囲にわたる。合格基準は、1次は全問題の70%程度、2次は全問題の60%程度。

 今回最年少で合格した児童は、1歳のころにテレビで流れていた「すうじのうた」に興味を持ったことをきっかけに、幼児期には数字にまつわる知育玩具やパズルで遊びながら数学にも興味を持ちはじめ、小学校2年生ごろには数学検定合格を目標に学習をするようになったそう。2017年10月に小学校2年生(7歳)で中学校1年生程度の「数学検定5級」に合格後、2018年4月には小学校3年生(8歳)で中学校3年生程度の「3級」に、同年10月には高校3年生程度の「準1級」に合格し、2019年4月に1級1次に、今回の10月の検定で2次に合格したことで1級最年少合格の快挙を成し遂げた。

 これまでの数学検定1級の最年少合格記録は、2018年10月に合格した小学校5年生(11歳)だったが、この児童の合格により、1年ぶりに最年少記録が更新された。

 合格通知を受けてこの児童は、「数学検定合格を目標にして数学を学んだことで、問題を解くことの楽しさや目標を持って学ぶことの大切さを知ることができました。これからも、たくさん数学を学習し、将来は学んだ数学の知識を生かして、地球温暖化を止める研究など世の中の役に立てるように貢献したいと思っています」と抱負を語っている。
《桑田あや》

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