幼児の半数が通信機器を自由に使用…2年前より20%増

 学研教育総合研究所が行った幼児に関する調査によると、幼児のおよそ2人に1人が家庭内で通信機器に触れられる環境にあり、そのうちの約半数がほぼ毎日使用していることが明らかになった。2017年の調査に比べ、約20%増加している。

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自由に使える通信機器
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 学研教育総合研究所が行った幼児に関する調査によると、幼児のおよそ2人に1人が家庭内で通信機器に触れられる環境にあり、そのうちの約半数がほぼ毎日使用していることが明らかになった。2017年の調査に比べ、約20%増加している。

 幼児白書Web版「幼児の日常生活・学習に関する調査」は、2019年8月27日~8月30日、幼稚園・保育園に通う満4~6歳の男女とその保護者を対象にインターネットで実施した。幼稚園・保育園それぞれで年齢で分けた男女100人から回答を得て有効回答数は1,200人。なお、2017年度に実施した第1回調査の「幼児白書」における表記「3歳」「4歳」「5歳」は、それぞれ2019年度調査の「満4歳」「満5歳」「満6歳」と同義となる。

 家庭内で何らかの通信機器を自由に使える幼児の割合は55.4%。使用している機器は「スマートフォン(家族と共用)」21.5%がもっとも多く、「タブレット(家族と共用)」20.5%、「ゲーム機(家族と共用)」15.6%と続く。子ども専用の通信機器としては「タブレット」7.0%、「ゲーム機」6.8%、「スマートフォン」3.2%だった。

 前回の2017年度調査では、自由に使える通信機器がある割合は全体の35.8%だった。2019年の55.4%と比べ約20%増加していることがわかり、通信機器利用の低年齢化が進んだと言える。

 通信機器の利用目的は、多い目的順に「写真・動画を見る」80.6%、「ゲームをする」62.4%、「知育アプリで遊ぶ」49.0%となり、それぞれの1日平均使用時間は「写真・動画を見る」36分、「ゲームをする」25分、「知育アプリで遊ぶ」16分だった。

 スマホ・タブレットを自由に使える幼児を対象とした使用開始年齢についての質問では、全体平均では「3歳」がもっとも多く33.7%。2歳以下の回答と合わせると59.9%が3歳までに使用を開始していた。「4歳」は23.2%で、3~4歳での使用開始が全体の56.9%を占めた。

 また、自由に利用できる幼児のうち、約半数にあたる49.2%が「ほぼ毎日」使用していると回答した。年齢別では、「ほぼ毎日」使用している割合は4歳46.7%、5歳50.0%、6歳50.9%だった。使用頻度から算出した月ごとの平均使用日数は、4歳19.0日、5歳19.2日、6歳19.3日。男女別では「ほぼ毎日」と回答したのは男子52.0%、女子46.0%となり、男子の利用時間が比較的多いことがわかった。
《勝田綾》

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