令和最初のお正月「キャッシュレスでお年玉」7%

 日本ファイナンシャルアカデミーは2020年1月10日、「キャッシュレスとお年玉に関する意識調査」の結果を発表した。お正月にお年玉をキャッシュレスで渡した人はわずか7%。約4割がお年玉のキャッシュレス化を「良いと思う」と回答している。

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キャッシュレスとお年玉に関する意識調査
  • キャッシュレスとお年玉に関する意識調査
  • 子どもの金融経済教育は必要だと思うか?・いつから必要だと思うか?
  • キャッシュレス社会になると、金融経済教育のあり方が変わると思うか?
  • 子どもにお年玉をあげているか?
  • 「お年玉をあげている」と回答した人の方法
  • お年玉のキャッシュレス化についてどう思うか?
  • お年玉のキャッシュレス化についてどう思うか?
 日本ファイナンシャルアカデミーは2020年1月10日、「キャッシュレスとお年玉に関する意識調査」の結果を発表した。お正月にお年玉をキャッシュレスで渡した人はわずか7%。約4割がお年玉のキャッシュレス化を「良いと思う」と回答している。

 調査は、全国の子どもがいる男女300名を対象に行われたもの。調査実施日は2020年1月1日。

 子どもの金融経済教育について、「必要」と回答したのは84%。「いつから必要か」という質問には、「小学校に入るまで」9%、「小学校低学年」31%、「小学校高学年」26%、「中学生」15%など。8割以上が「義務教育期間に必要」だと考えていることがわかった。

 キャッシュレス化社会になると、金融経済教育のあり方が変わる(さらに重要になる)と思うと回答したのは71%。キャッシュレス化により、子どもの金融経済教育は今まで以上に必要だと感じている人が多かった。

 子ども(親戚含む)にお年玉を「現金であげている」68%、「キャッシュレスであげている」7%、「あげていない」25%。キャッシュレスでお年玉をあげている人は、2018年12月に実施した調査(4%)よりわずかに増加している。キャッシュレスによるお年玉の手段は、「○○Payなどスマホ決済」8人、「Suicaなど交通系ICカード」「Quoカードなどギフトカード」各5人、「プリペイドカード」「デビットカード」各2人という結果だった。

 お年玉のキャッシュレス化について、「とても良いと思う」「まあ良いと思う」38%、「あまり良いと思わない」「まったく良いと思わない」62%と、反対派のほうが多かった。

 肯定派は、「時代にあっている」「キャッシュレスに慣れさせたい」「あとから支出が見える」「お金を持ち歩かなくてもよい」など。一方、反対派からは、「お金のありがたみ、価値がわからない」「お金の感覚がないと簡単に使ってしまう」「形がないと子どもは嬉しくないと思う」「危険・セキュリティが不安」などの意見があがった。

 ファイナンシャルアカデミー講師の福田祥子氏は、お金の「交換」「価値の保存」「価値の尺度」という3つの機能を学ぶには実践が一番だとし、子どもたち自身で簡単な計算ができるようになったら、家庭でも少しずつ金融経済教育を始めることを勧めている。

 お金を使う際に大切にしてほしいこととして、「計画的に使えているかどうか」「自分にとって価値のあるお金の使い方かどうか」という2つをあげている。キャッシュレス化によりお金の形が見えなくなる中、この2つの視点で現金を扱う力がしっかりと身に付けば、形が変わったとしても大きな心配はいらないとしている。現金を上手に扱えるようになったら、少しずつキャッシュレス決済に挑戦してみるのもよいという。
《外岡紘代》

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